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アイドルになるには
2部分:第二章
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「あんたもう食べてるの」
「うん、美味しいけれど」
「大丈夫なの、食べても」
「だから美味しいけれど」
 そのサンドイッチを食べながらの言葉だ。
「全然平気だけれど」
「平気って」
「だから美味しいけれど」
 また言う彩奈だった。
「それも全然」
「そういえばあんた昔から何でも食べるわよね」
「好き嫌いないのが自慢よ」
 それこそ何でも食べる。食べないものなぞないのだ。
「だからね」
「それは知ってるけれど」
 母だからだ。このことは誰よりもよく知っていた。

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