第5部 トリスタニアの休日
最終章 剣と私怨
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ったときに一緒に出ればよかったと後悔している。
ある時は怒鳴られ、ある時は泣かれ、ある時は暴れるルイズを完全に手に余していた。
ウルキオラは高笑いしながらワインをラッパ飲みしているルイズを見てため息をついた。
たぶん……、今夜は長い。
間違いなく長いだろう。
夜明けは遠い。
もし、今宵乗り越えることができたならば……。
女の酌には注意しなければ……、とウルキオラは思った。
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