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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
6:交換条件は基本中の基本。
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出てきたぞ……
では早速情報を与えてやるとしよう。
ロロンドSIDE END
(メルキド)
リュカSIDE
「いぇ〜い☆ 大木槌出来ましたー!」
俺は作業部屋から出ると、希望の旗を立ててる祭壇に登り、出来立ての大木槌を天に掲げて自慢する。3人しか居ない住人も、何事かと集まり俺を見詰めてくる。
少しだが高い所から見渡すと、それぞれの思いが伝わってくる。
ピリンは心から嬉しそうに俺へ向けて拍手してくれてる。
ロッシは協調性が無いのだろう……つまらなそうに眺めてる。
ロロンドは……何故か偉そうに腕を組み、“ウンウン”と首を縦に振って満足げにしている。
「リュカよ、よくぞ大木槌を作り出した。それがあれば木を切り倒して木材を手に入れる事が出来る。そうすれば大倉庫という素晴らしい物を作る事が出来るぞ!」
案の定ロロンドは偉そうに新たな情報を与えてきた。
何だ大倉庫って?
大体、木槌では木を切り倒すなんて出来ない。
出来るとしたら、木を折り倒す事だろう。
このオッサンと会話すると不愉快になるから、無視してピリンとイチャろうと思う。
が、世の中そんなに甘くない。
ロロンドがグイグイ話しかけてくる。
大倉庫の能力を説明し、更におきづちの里周辺にある鉱物の事を偉そうに教えてくる。
ピリンと一発ヤったら出かけるよ……って言おうとしたら、ロッシの奴も俺に話しかけてきた。
何事だろうか?
「リュカ……ピリンから聞いたんだが、お前等はこの町を大きくするつもりなんだろ? その為に人手が必要だって聞いたんだが、俺に当てがあるんだ」
あまり協力的では無い奴なのだが、可愛いピリンに良い所見せたいのか、町人候補の情報を教えてくれるみたいだ。
「ここ(メルキド)に来る前、俺もおおきづちの里を通ったんだが、里の先の離れ小島に人影を見た気がするんだ。離れ小島と言っても細く陸が繋がってるから、行くのは難しくないはず……」
ほほ〜う……新しい仲間ですかね?
「どんな奴だ? 男なのか女なのか……若い者か年寄りか……」
「知らねーよ。通りすがりに遠目で見ただけだから、本当に生きた人間かどうかも解らねー」
ちっ、使えん男だな!
またロロンドみたいな偉そうなヒゲ野郎だったら如何すんだよ!
こんなの一人で十分なんだぞ。
二人に増えたら地獄なんだぞ!
リュカSIDE END
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