プロローグ
[1]後書き
「ゴラァア!また来やがったなガキんちょ!邪魔だし危ねぇから来んなって言ってんだろうが!!!」
屈強な男------工場長------が俺を怒鳴りつける。
俺は、ここのところ毎日この工場に通っている。最初は特に理由は無かったのだが。友達のいない俺は、工場長に追いかけられるのが堪らず楽しかった。
工場長は、真っ赤に俺を追っかけてきた。
戦争の始まりだ!
「捕まってたまるかよ!来いやおっさん!」
俺も全力ダッシュを開始する。
そして身体の小さな俺は、ふと見つけた、縦横70センチ程度の溝に飛び込み逃げる。もちろん、工場長は、そんな狭いところには入れない。
今日も俺の勝ちだ------!
外からは、悔しそうな工場長の声が聞こえてくる。
そして、俺は溝を抜けたところであるものを目にした。
「これは------!」
* * *
世界は輝きに満ちている!
どんな災厄が訪れようとその事実だけは変わらない。
闇の中にも必ず光------輝き------が差す。
かつて、この世界を覆った悪夢の中にも4つの光が差し込んだ。
炎のように何者にも負けない光。
水のように穏やかで時に激しい光。
闇の世界に絶望した悲しくも熱い光。
そして、全ての者を照らし平和を求め続けた太陽のような光。
これらの光は苦戦しながらもその光を世界中に届かせた。
そしてその光は、時が過ぎた今ではこう呼ばれている。
------栄光の四光------
俺が生きるこの世界では、輝きが絶えない。彼ら四光が祈ったように。
これは、難多めな俺たちがその輝きを受け継ぎ紡いでいく物語------!
[1]後書き
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