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暇つぶし程度に我も菜園を作ってみるか」

「迷っちゃうわね〜。あ、これも、あれも♪」

「お金のことは気にしないで良いから、後悔の無いように買って良いんだよキリエ」

「あ〜ん。ホント〜に君たちって良い子すぎる〜♪」

園芸店でたくさんの花や果物の種、肥料、道具を何十万円分(どうしよう。12歳にして金銭感覚がおかしくなってきちゃってる・・・)を購入。それらをまたアリサちゃんのお家の車に乗せて、私たちはまた歩き出す。

「あ、アイルちゃん! あそこ、あの店!」

「なんですの? すずか」

「あー、あそこ。家が取り寄せてる茶葉を売ってる専門店よ」

「どこですの!?」

アイルちゃんはどうやら紅茶が好きなようで、茶葉の店があるって言ったら目をキラキラさせた。でもすぐにハッとして「こほん。で、どこの店ですの?」恥ずかしそうにそっぽを向いた。私は「あの店だよ」って指を差す。

「では行きましょう、急ぎましょう、走りましょう」

競歩みたいな速さで店に向かい始めるアイルちゃん。私たちはその様子に苦笑しながら、紅茶専門店へ向かった。店内は茶葉の良い香りがしていて、「素晴らしいですわ〜」アイルはうっとりしてた。本当に紅茶が好きなんだね〜。

「ねえ、アイル。お茶なんてどれも同じじゃないの?」

「馬鹿を言ってはいけませんわ、レヴィ。茶葉によってはその効能が違いますわよ。気分などによって茶葉を変え、美味しく頂く。きっと博士の研究も捗りますわ」

「博士の研究が・・・」

「捗る・・・」

アミタさんとキリエさんは何を想像したのか判らないけど、「誰か! 茶葉の知識をお持ちの方!」アミタさんや、「頭がスッキリするもの、リラックス出来るものは無いのかしら!」キリエさんも、アイルちゃんに続いて瓶詰めにされてる茶葉の効能の説明欄を読み始めた。でもなかなか決まらず、「迷いますわ〜」アイルちゃんが困り始めた。

「アイルよ。どうやら試飲が出来るようだぞ」

「あ、ホントです! アイル、アミタ、キリエ。試しに飲んでみませんか?」

「そうですね。私たちも飲むことになるでしょうし、好みの茶葉を見つけましょう」

「えー、ボクはいいや。ボクは甘いカフェオレ派だし」

「私も甘い方が好きであります」

「ミルクティーという手もありますわよ」

というわけで、アイル達は紅茶の試飲を開始。その間、店員さんから美味しい入れ方とか飲み方を教えてもらってた。

†††Sideすずか⇒アリサ†††

「はぁ〜、良い買い物が出来ましたわ〜?」

「もうお腹がたぷんたぷんだよ〜」

「いやーん、わたしの引き締まったお腹がこんなにふっくらに・・・」

試し飲みを何度も繰り返すことで、ようやく決めること
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