暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?進撃のフローリアン娘〜Uminari City tour〜
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?」
私とディアーチェで呼び止めるけど、「すげぇー!」レヴィは聞かずに建物の中に入っていった。そこは「ゲーセン・・・」アリシアがその建物がなんなのかを漏らした。そこはゲームセンター。お金やコインを使って色んなゲームを楽しむための施設だ。
「ああなってしまったレヴィはもう言うことを聞かん」
「じゃあ最初の行き先はあそこで決まりやな」
そう言うわけで、私たちもゲームセンターの中に入ることに。店内では四方八方から大きな音が聞こえてくる。ユーリは「すごい音ですー!」と耳を塞ぎ、「煩わしいですわね・・・!」アイルはしかめっ面になった。アミタからの「ここはどう言った施設なんですか!」質問に、ゲームセンターがどう言った施設なのか説明をルシルがする。
「とにかく遊んで行こう! 一度ぐるっと回って、気になったゲームがあったら遊ぼう!」
レヴィを捜しつつ、私たちは施設内を歩く。その間、筺体を指差してどんなゲームかを訊ねるアミタ達に私たちは知りうる限り教えていった。そんな中、「どうしましたキリエ?」足を止めたキリエにアミタが声を掛けた。
「え? あ、あー・・・な、なんでもないわよ〜」
なんだか誤魔化した風にそう言って戻ってきたキリエ。それを見ていたルシルが「そうだ。何かの記念に何か贈るよ」そう言って、キリエが見ていたらしいクレーンゲームへと歩み寄って行った。筺体の中には種類が豊富な可愛らしいぬいぐるみがたくさん入ってる。
「ユーリはどうかな?」
「あ、欲しいですー!」
「アイリも、アイリも!」
「リインも欲しいですぅー!」
ユーリ、アイリ、リインと言った小さい子がルシルの側に群がる。妹たちにお願いされるお兄さんって感じだ。そう言えば、ルシルには妹が居たって話だったよね。だからかな、その光景が自然に見えるのは。
「よしっ。待ってろよ!」
「ユーリ達はわたしが見てるから、アミタ達はレヴィの方をお願いね〜♪」
保護者的な役割を買って出たキリエも早速プレイを始めたルシルの側へ。私たちはクレーンゲームからあんまり離れないようにしながらその辺りでレヴィの姿を捜していると、「居た!」レヴィをある筺体の前で発見。
「レヴィ居た〜!」
アリシアがレヴィの元へ駆けて行く。レヴィは「あぅ〜。お金な〜い」って、バイク型のコントローラーに乗りながら泣き事を言った。すると「じゃあ、わたしとちょっとやってみよっか!」アリシアが自前の財布をポシェットから取り出し、レヴィと自分の分のお金を投入してプレイ開始。
「ハンドルの右がアクセルだよ。こうやって捻ってスピードを出して、曲がり角に差し掛かったら進みたい方向にハンドルを回しつつ、こうバイクの車体を傾けるんだよ」
「ほうほう! 判った!」
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