暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?進撃のフローリアン娘〜Uminari City tour〜
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結構な数になっちゃったわね〜」カゴの中に積まれた本の数にキリエが少し遠慮がち。ユーリも「ルシリオン。少し減らしましょうか・・・?」ルシルの顔色を窺うんだけど・・・
「気にしない、気にしない。よっと」
そしてルシルはユーリとキリエを伴って、「今度はユーリ個人で欲しい本だな」って別のコーナーへ向かった。あたしは3人を見送って「フラムはどうしてんのかしら」フェイト達と一緒にコミックコーナーに居るフラムの元へ行く。
「レヴィ。ダメでありますよ。未完のシリーズを買っては」
「だってー! ボク、このシリーズ気に入ったんだもん!」
「だからと言って、続きを買えない本を買っても仕方ないでありますよ!」
「なに揉めてんのよアンタ達・・・」
「「アリサ!」」
ホッと安心したようなフェイトとアリシア。アンタ達がついていながら何やってんのよ。事情を聴けば、聞こえてきていた話通り。レヴィは気に入ったコミックを全巻買おうとした。だけど、そのシリーズは未完。そのシリーズを買っても続きが読めないから後悔する、というのがフラムの意見。
「レヴィ、やっぱりフラムの言う通りだよ。続きが読めないってかなり苦痛だよ?」
「うん。完結しているシリーズのコミックを探そう?」
「うぅー・・・」
「レヴィ。この作者の書いてる本を探しましょ。そっちの方がまた面白いかも知れないわよ」
「・・・うん。判った」
なんとか言いくるめて、レヴィがお気に入りの作者の作品で、なおかつ完結してるシリーズを探したんだけど、結局なかった。でも、「あ、これ面白そう!」別の作者の完結シリーズを気に入って、それの全巻を購入することになった。
それからレジで会計を済ませて(全員分の合計で100万近くだったこともあって、ルシルがカードで一括払い)、駐車場で待っていてくれた鮫島と、その車にドサッと買った本を載せて、あたし達はまた徒歩で商店街を巡る。
「お? 何でありますか?」
フラムが何かに惹かれたみたいで、目を細めて何かをジッと見た。そこは裏道って感じの路の先にある木造の古き良き駄菓子屋だった。おやつの時間な15時に近いということもあって、あたし達は駄菓子屋に行くことに。狭い店内に全員が入って、気になった駄菓子をフィーリングで決めて購入。そして・・・
「すっぱ!」
アミタは購入した駄菓子の内の1つ・梅干し飴を口に含んだ瞬間に口を窄めた。
「っ!? 口の中がパチパチしてる!?」
キリエはパチパチ綿アメ。綿型のガムと炭酸ガスの粒型の飴の綿菓子で、口に入ると飴が弾けるってやつ。キリエの口からパチパチと飴が弾ける音が聞こえてくるわね。
「何故うぬらは冒険しようとするのだ。名前からある程度はどういった物かは判断が付くであろ
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