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ほね・骨 ・Bone!!〜【30万人の骸骨が、異世界に移住した結果がこの有様だよ!】
プロローグ@「現実はクソゲー」
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死ぬ。どうかね?わかりやすいだろう?』

釣り客……プレイヤー達は、大魔王(ワルキュラ)と鳳凰院の方を交互にチラチラと見た。
まだ彼らは判断に迷っている。
だって、こんな昔のラノベみたいな展開はありえない。常識的に判断したらそう判断できる。
鳳凰院博士の悪ふざけの可能性が濃厚だ。
しかし、プレイヤーの一人が腕についている装置を色々と操作して「ログアウトボタンが本当にないぞ!」と叫んだ事で、場の雰囲気が険悪なものになる。

『これはゲームではない。本物のリアルなデスゲームだ。
ゲーム内の一日は現実で1秒になるように設定した。だから政府も助けに来ない。
生き残るには、大魔王を全て倒すしかない』

追い打ちをかけるように、天空の頭蓋骨が言葉を述べた。
場にいるプレイヤー達は五十名。彼らは不安を解消するために集まってくる。
ルビー達はワルキュラを含めても六名少し。プレイヤー達に先手を取られたら、勝てたとしても犠牲者が出る。

「あ、あんた大魔王だよな?」「責任取れよ!」「ガードがいないって事はエッチな事しても――」

先手を打ったのは勿論。

「ブラックホール!」

この世界を本物だと理解しているワルキュラだった。
プレイヤー達の半分が、黒い穴に吸い込まれて圧縮されて消え去る。
理不尽な展開に思考を停止するプレイヤー達。そこを追撃するかのように

「全員殺せ!」

ワルキュラの叫びが場に響き渡った。
これを切っ掛けに、一方的すぎる殺し合いが開始。
戦いは先手を取ったワルキュラ側の圧倒的な優位に進む。
プレイヤー達は問答無用で殺され、即席パーティだから連携も取れない。
一人でも逃がしたら居場所がばれて大変。だから、ワルキュラは逃げた相手も容赦なく殺した。
だが、戦いに絶対はない。
護衛の吸血鬼の一人が剣で刺されてしまった。しかも心臓をズブリっと貫いた上に、剣は銀製。
見事に吸血鬼の弱点を複数突いた攻撃としか言いようがない。

「闇剣(ブラック・ブレード)!」

護衛が殺された直後、ワルキュラが真っ黒な剣を魔法で作り出し、プレイヤーを切り裂いて仇を取った。
十秒後には残ったプレイヤーも全て動かない死体となり果て、浜辺にザァザァという波の規則的な音が鳴り響く。
ルビーは死んだ吸血鬼の元へと駆けつけ、蘇生魔法を試みる。
胸元へと両手を当て呪文を呟く。
だが、やはりというべきか――

「……ワルキュラ様。蘇生魔法を使ったはずなのに……こ、効果がありません」

「なんだとっ……?
そんな馬鹿な事があるか!!アトリが開発したオリジナルの魔法だぞ!」

それから三度。蘇生魔法を使った。しかし効果が出ない。死体は死体のままだ。
プレイヤー達が使う僧侶魔法とは全く異なる蘇生魔法。それ
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