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dark of exorcist 〜穢れた聖職者〜
第33話「刻み込まれた記憶・1」
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「神父さま……おうちにかえして………おうちにお母さんが…」

「黙れ!! この悪魔め!!!」


ガンッ!!!

白ローブの一人が激昂し、持っていた棍棒でアイリスの頭を思い切り殴る。


「あぅッ!!??」


あまりに強い力で殴られたせいで、一撃で冷たい地面に叩きつけられ、視界がひどく揺れた。
頭からどくどくと生温かい血が流れてきた。

「いつまで人の皮を被っているつもりだ、悪魔め」

「貴様のような異端が生きているせいで、この街の十字架が穢れるのだ」

「神よ……この穢れた悪魔を狩り、清浄なる十字架を取り戻して見せましょう……」


3人は地面に倒れたアイリスに好き勝手に罵詈雑言を吐き、勝手な講釈を垂れる。




この日から、アイリスにとって一生忘れることのできない(トラウマ)が刻み込まれることとなった。
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