ビスマルクは素直じゃない
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いわ」
時雨「僕がもっとしっかりしてたら、二人は中破で済んでたハズだよ。ごめん…」
春雨「わ、私もあの時は動揺してて周りを見てなかったから、時雨ちゃんだけのせいじゃないよ」
筑摩「皆さんのお役に立てなかったどころか…姉さんを助けられずに…」
利根「何じゃっそのまるで吾輩が沈んだみたいな言い草はっ」
提督「そろそろ話を戻してくれるかな?」
利根「おおっとそうじゃ、過ぎた事はもう良いのだ。帰る途中を襲撃され、鎮守府と連絡が取れなくなった吾輩達の前に現れたのが、このビスマルクじゃっビスマルクはあっという間に深海棲艦を薙ぎ払い、吾輩達を助けてくれたのじゃ」
提督「何だぁ、じゃあ利根達をここまで連れてきてくれたのもビスマルクだったのねぇ。貴方だって少しは傷を負ってたでしょう?言ってくれれば入渠させたのに…」
ビスマルク「わざわざ言う程の事じゃないわ、それにその時は、大本営から招集命令がかかって急いでいたから時間が無かったのよ。本土へ戻る途中に利根達が深海棲艦に襲われていたのを見つけてね」
提督「そう…颯爽と仲間を助けて休まずに去ってくなんて、格好良いんだか素直じゃないんだか…」
ビスマルク「な、何よ?」
武蔵「その辺で勘弁してやれ」
提督「おっと、そうだった、ああ駆逐棲姫ちゃんごめんしてね?」
駆逐棲姫「ムゥ…」
提督「最後はお客さんとして来た駆逐棲姫ちゃんよ、仲良くしてあげて」
天龍「仲良くったって、深海棲艦なんだろ?オレ達制海権を取り戻す為に深海棲艦と戦って、知らないうちにそいつの仲間かもしれないヤツに酷い事してんだぞ?仲良く出来るか?」
提督「…そうね、でも私は此処に来た子は例え深海棲艦であろうと、貴方達艦娘と同じ様に接するわよ?皆に私の考えを押し付けたりはしないわ。だから、この子にどう接するかは自分達で考えてね。ただ、この子に危害を加える事は許さないから、そこんとこ宜しく。さぁ、御夕飯食べましょ!」
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