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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
4:偉そうな態度の奴は、態度だけで実際偉くない。
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、早速キメラの翼を作成する。
取り敢えず1個出来た所で、ピリンとロロンドが近付き提案をしてきた。
「リュカ、お疲れ様。桃柿の実を持ってきたの……食べてね」

「ありがとうピリン」
「でもゴメンねリュカ。一生懸命働いてるのに、桃柿の実しか食べ物が無いなんて……リュカはキノコをいっぱい採ってきたのだし、調理する事が出来れば良いのに」

「その通りぞリュカ! おヌシはビルダーなのだろ? 調理用の何かを作り出す事は出来ぬかな?」
心優しい美女の申し出とは裏腹に、偉そうなヒゲは尊大に要求を突きつけてくる。
俺だってそれは考えてたけどさ、取り敢えずキメラの翼が優先事項だったじゃん!
でもピリンのお願いを叶えたいから、俺は考えてた調理用の焚き火を作る事にする。

構想はあったし、意欲もあったから、その場で調理用焚き火を作り上げて二人に見せた。
ピリンもロロンドも大喜びしてくれたよ。
嬉しいよ。正直嬉しい。物作りが楽しくなってきたね。

「早速リュカよ。採取してきた食材を使って、何か料理を作ってくれぬか?」
何でお前の為に俺が料理しなきゃならないのか!?
と思ったけども、作り出した調理用焚き火を試してみたい気持ちもあり、さっそくキノコを調理した。

更にキメラの羽集めで採取した卵も料理し、焼きキノコと目玉焼きを完成させる。
早速ロロンドに食わせようと奴の姿を探す……
しかし見当たらなかった。
もう夜中だし、寝ちゃったんだと思い、食わせるのは明日の朝にする。

なので俺も六日ぶりに寝る事に。
最初に作った部屋にベッドがあるので、俺もそこで眠ります。
まぁ眠すぎるので、美女(ピリン)の隣だけど、今夜はお預けだよね。
んなことを考え、ニヤケながら寝室へイン。

「……………」
ここでは眠れない事が判明。
それは何故か……

「おい、ヒゲ……起きろコラ!」
ピリンの隣の俺のベッドには、新参者のロロンドがスヤスヤ……
そんな奴の腹をゆっくり踏みつけながら、ピリンを起こさない様にロロンドだけを起こす。

「な、何事だリュカ!?」
起きた所で奴のヒゲを鷲掴み、部屋の外へと連行する。
室内で騒いではピリンに迷惑だからね。

「何でお前が俺のベッドで寝てるんだコラ!?」
「おヌシのベッドと言うが、我が輩がメルキドに来て以来、おヌシはベッドを使用して居らぬではないか!」

「お前が来る前まではピリンと二人きりで、そこにベッドが2つしかなかったら、(おの)ずと結論が出るだろ!」
「ピリンからおヌシは精霊神ルビスによって世界を復活させる為に生まれた、伝説のビルダーだと聞いたのだ。そんな神の使いだから眠らないのだと思い、もう一つあったベッドが我が輩の物と判断したんだ」

「眠らない人間が居るわけ
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