転生天使にラブソングを
蒼い翼冥界支社へ体験実習×グレモリー領の辺境での任務
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として話したらリアスらは一瞬固まった。フリーズか?と思いきや、私達よりも何故情報を知っていてここに居るかを問われたが蒼い翼冥界支社は全ての領地を監視している。どんな小さな町で辺境であったとしても、何か困り事が発生した場合は即座に行く事がモットーだからな。
『・・・・ドライグ、どうやら作戦は成功の様子だなー』
『ああそうだな、アルビオン。最近だと面白い事に口を突っ込む一誠であるが、聞いた時にこれは面白い事が発生するなと思ったからな』
天龍二匹はそれぞれ話していたが、俺とレイヴェルは机に座って情報端末を開いてから冥界支社に報告書を送る所だった。今日ここで起きた事とリアスらがやっと来た事でグレモリー領を管理している当主らは何をしているんだとな。リアスは息を吐きながら、俺らに頭を下げた。
「・・・・グレモリーの者として、領民を助けてくれた事には感謝するわ。この町が魔物に襲われていた事に気付けなかった私達に非があるわね」
「天下のグレモリー家でも田舎町一つ目を光らせてねえよな?この町はテレビも二局しか映んねえし、特撮番組である『黒衣の神皇帝』もやってねえらしいぞ」
「ついでに言えば『黒衣の神皇帝』の情報は、冥界第一放送のニュースかラジオしか知らされてなかったそうですわよリアス。情報格差はいけないと思いますが、そのお陰で他メンバーが変装してもバレていない様子でしたしね」
「・・・・そうね、電波塔を建てるべきね」
目元を多少ひくつかせるリアスであったが、朱乃や白音まで言われてしまうとグレモリー眷属『王』で次期当主とは思えない程である。報告書を纏めながら、俺らが言いたい事を代わりに黒歌と白音が言ってくれたようだな。
「ついでに言えば、ここにコンビニやスーパーの一つでも設置する必要があるにゃ」
「仕入れの悪い店や移動販売ばかりでは、買い物にも格差が広がって町民から不満爆発しそうでした」
「・・・・も、最もな意見だわ」
「もう一つ言えばラーメン屋を建ててもいいんじゃないかと俺っちらはそう思っているんだぜ、蒼い翼冥界支社にそれも頼んでいいか一誠」
「・・・・そ、それは関係ないのではなくて?『実際俺らがここにいる時は、ラーメンも食えない町に来るとは思ってもみなかった』でも貴方達が居る時、不法入国で不法滞在だわ!」
怒りのボルテージが上がったのか、机を叩いて俺らの目をそちらに向けさせようとしていた。だが俺らの仕事を邪魔するようであれば、何時でも追い出す事も可能何だが俺らは不法入国も不法滞在もしていない。ちゃんと蒼い翼から派遣されて来たと言っちゃえば誰も文句は言えないが、親玉が来ないのであれば全町民を集めるイベントをやる事となった。
「ここにグレモリー眷属もいるからよー、勝負しねえか?親玉が来やす
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