転生天使にラブソングを
蒼い翼冥界支社へ体験実習×グレモリー領の辺境での任務
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領民を犠牲する訳にはいかないわ」
田舎町を餌食すると言いますが、情報は常時更新されて蒼い翼に入ってくる。例え冥界の各領地の主が知る前には既に退治されているが、今回は完全に一誠さんの悪ふざけですからね。すると町民が何名か走ってくる。
「また神皇帝様が魔物を退治してくれたそうだぞ!」
「神皇帝様々だな!」
と言う会話をしながら、私達の横を通り過ぎていくが話題としては拡散しているようですわ。町民の会話から察するにそちらの方に目的の本物御一行様がいますけれど、通り過ぎていく町民の一人が祐斗さんを見る。
「あ、あれ・・・・?あれー?」
怪訝そうに首を傾げてましたが、コスプレファンだと勝手に合点して去って行く。どうやら祐斗さんと誰かを間違えたようですが、どうやらまた悪者退治をしたそうですね一誠さん達は。
「どうやら、早速お目に掛かれそうね」
リアスは町民が走って行った方向に目をやると、来て早々に偽物=本物と出会えそうで開けた場所に集まる人々。その中央で数名の男女が巨大な生物を横にして、声高らかに言う。
「この町を狙っていた悪い魔物は倒しましたわ!ご安心下さいませ、私らの攻撃にて倒して差し上げます」
聞き覚えのある声と見覚えのある黒髪のポニーテール姿である私、皆が私を振り返りますが本物だと見て再び前にいる私を見ていた。私そっくりではありますが、一つ違う点は衣装だけであり本物は制服を着ていてあちらはテレビで雷光の巫女と呼ばれている巫女服を着ています。
リアスはポカーンとしていましたが、もちろん私も小猫ちゃんも知ってますので驚いているフリだけをしていました。退治したであろう魔物、怪鳥を横にして私の偽物が叫びます。
「この魔物はこの村を狙う暗黒ドラゴン、クロウ・クルワッハの配下!この村に凶事をもたらす前に私達が退治しましたわ!」
「俺達は蒼い翼から派遣されて来た者らであり、グレモリー領を管轄している者らよりも素早く解決してみせた。グレモリー領を統括している者らがここに来たとしても既に解決済みであるが、問題が解決されなければ蒼い翼冥界支社に嘆願書を持って来ればすぐに解決しに行くぞ!」
それを聞いた町民達は大いに沸いていたし、後半辺りから蒼い翼に関してPRしていた社員達。
「さ、流石は雷光の巫女様だ。ありがたやありがたや・・・・!」
「神皇帝一行様のお陰でこの町は平和だ!」
「流石とも言えるが、蒼い翼冥界支社の者達が早々に解決してくれたのにグレモリー家は一体何をしておるのだ。領民の不満を解決するのは、本来グレモリー家ではないのかね?」
涙を流して喜ぶ町民もおれば、蒼い翼から派遣されて来た事でここを仕切っているグレモリー家に不信感を持っていた。本物が悪者退治しているが、残りの者
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