転生天使にラブソングを
蒼い翼冥界支社へ体験実習×グレモリー領の辺境での任務
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論朱乃と白音は知ったフリをしている。
「偽物の神皇帝・・・・ですか?」
部室でリアスからその報告を受けて、私と白音以外のオカルト研究部の面々は訝しげな表情となっていた。いきなり『黒衣の神皇帝』の偽物が現れた報告であり、冥界の特撮番組のお陰で黒神眷属とグレモリー眷属は有名となった。グッズまで展開している程で、著作権を持つ蒼い翼は相当儲かっている。
「そうなのよ。ここに一誠達が居ればいいのだけど、グレイフィアからの報告では冥界グレモリー領の辺境で『黒衣の神皇帝』を名乗る者達が悪者退治をして回っているらしいの。『者達』と言う事で、一誠の偽物だけじゃなく小猫と祐斗に朱乃のまでいるようなのよ」
「偽物と言う事だけど、悪さをしないで悪者退治しているなら差ほど問題ないのでは?」
ゼノヴィアがそう言うが、リアスは首を横に振っていた。それに偽物じゃなくて本物だと知っているのは、私と小猫ちゃんだけだけど悪者退治をしているので悪い事をやっている訳ではない。
「そう言う訳にもいかないのよ、犯罪を犯す者を捕まえてくれるのは良い事かもしれないけれど。悪人に勝っても負けても噂に尾びれが付くし、神皇帝がどこかのならず者に負けたと言う噂が流布して回ったら一誠らが困る事なのよ。ここにいない一誠らもだけど、朱乃も一緒に出ているから変な恨みを買うと一切得がないわ」
『・・・・と言っておりますけど、偽物ではなく本物ですよね?朱乃さん』
『ええそうですよ、白音ちゃん。平日だと放課後になるとあの村に行ってますし、本物が悪者に負けるはずがありませんわ』
旧校舎には本来だと一誠ら黒神がいるはずだが、最近忙しいのか放課後になると姿が見えなくなる。あのアザゼルでさえ見ていないと言うのだから、一体何をしているのは把握していない。神皇帝に勝ったと言う触れ回る輩はいないが、もし出たとしたら被害が尋常じゃないだろう。
「まだ冥界のマスコミにもバレていない極秘情報だから、この件が他に気付かれない内に話をつけましょう。他者に気付かれたら色々面倒な事になりそうだし、元々著作権を持っているのは蒼い翼だとしてもグレモリー領に関してノータッチだそうだから。偽物撲滅、取り締まりは強化していかないといけないわね。しかもグレモリー領でそのような事件が起こっている何て、次期当主の私としても見逃せないわ」
「母様経由から聞いていますが、人間界と冥界にて問題があるので一切触れていないらしいですわ。最もグレモリー領はリアスの管轄とされていますし、自分の領土となる場所を管理しないと上級悪魔として指導力を問われてしまいますの」
リアスと朱乃が言った事で、今の所バレていなかったが何時バレるか分からんな。白音の偽物と朱乃の偽物に対して、敵意満々とされていたが芝居であってヘルキャット
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