転生天使にラブソングを
蒼い翼冥界支社へ体験実習×グレモリー領の辺境での任務
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のセリフを言う事は、本当に知らないのだろうか。一応ドライグとアルビオンに聞いてみた。
『若造のドラゴンだな、恐らくどっかの魔龍一族の出なのだろう』
『だが中途半端に世を渡ってきた所為で、本物の強者に出会わなかったからああ言えるんだと私は思うぞ』
ドライグとアルビオンが呆れながら呟くが、俺らも呆れて言えねえがコイツの地元では番長だったのか長なのかまでは知らん。俺が相手したら一瞬で終わってしまうかもしれんと言うのに雑魚ドラゴンが言う。
『気に食わない顔だ!よかろう、我が配下の魔物達と共に本当のドラゴンを見せてやろう!』
ドラゴンの陰から魔物が沢山出て来たが、脅威レベル1としたプレッシャー具合だった。そんで俺らは最小限の被害だけでコイツを殴り飛ばした事で、事件は解決したが正式に『黒衣の神皇帝』のショーを観客席の後ろで見守ってた俺ら黒神とグレモリー。俺達を模した俳優が舞台上でショーを執り行い、町の子供達も楽しそうにしていた。
「にしてもよー、あの魔龍の処分はどうなったんだ?一誠」
「あの雑魚か?弱すぎて話にならなかったから、タンニーンの領地に飛ばしておいた。今頃、タンニーンらが暮らすドラゴン達に扱かれているだろうな」
「元龍王とそれぞれの強者ドラゴン相手をか、それに二度と町が狙われないようにグレモリーの駐屯兵を派遣されたんだっけ」
「元々蒼い翼冥界支社からだったが、今回はグレモリー側に非があるんでそうさせた。電波塔とコンビニとスーパーを建てたのはウチらだが、これで情報弱者にならないようになったしテレビの局数も増やしたからな」
今回の事で現当主であるケルディムから正式に謝罪があったけど、今後は蒼い翼冥界支社と連携して小さな町にも監視体制と娯楽施設をいくつか設けた。ショーが終了後にサイン会となったので、本人である俺とヘルキャット姉妹や味方として登場する奴らと一緒にしてから写真も撮った。
俺達は一度ゴールデン・ウイング領に戻ったが、ここを知ったソーナ達は何時か俺の口から出るまで閉ざしていた。そして秘書や護衛に関しての職務をしてから、本当の体験就職を終えたソーナ達だった。
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