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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
3:人口の増加こそ、町の発展に必要不可欠……それは解ってるんだよ!
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……

「うむ、教えるのは構わぬがキメラの翼が如何な効果を持っているか説明しておこう」
偉そうにヒゲを生やした、偉そうなオッサンが、偉そうにキメラの翼を騙りながら、偉そうに俺の前を歩く。
ルーラと同じだろうに……と思っていたが、少しばかり違うらしい。

まず大きな違いは“一方通行”と言う事だ。
キメラの羽を5個集めて、それを作業台で加工しキメラの翼にすると、加工した場所を記憶するらしく、その場所にしか瞬間移動出来ない。

つまり一度行った場所に自由に行き来出来るのでは無く、瞬時に拠点へ帰る事が出来るだけの代物と言う事だ。
更には、4〜5人であれば身体の一部に触れているだけで、1つのキメラの翼で移動出来るらしい。
それでも便利なアイテムである事は事実。

大至急作りたい意思を伝えると、キメラの群生地をピリンの地図(ロロンド探索用の手書き地図)に、追加する形で書き込んでくれた。
その場所ってのが、拠点を越えた先の山脈地帯だったりする。

大急ぎでロロンドを拠点に連れて行くと、ピリンとの挨拶もそこそこにキメラの群生地へダッシュする。
まぁお互い子供じゃないんだから、勝手に自己紹介とかして知り合いになるだろう。
あのロロンド(オッサン)も、偉そうではあったが悪い奴じゃなさそうだし、大丈夫だと信じよう。





さて、やって参りましたキメラの群生地。
早速棍棒を振り回してキメラ狩りっす。
キメラ1匹につきキメラのはねは1本しか手に入らない為、大量にキメラの翼が欲しい俺は、違法なんじゃないかと思える様な乱獲模様を繰り広げる。

時折モンスターの卵なるアイテムを落とすキメラが居り、子を宿した雌キメラを殺してる様で嫌悪感に苛まれる。
それでもキメラの翼は欲しいから、寝る間も惜しんでキメラ狩り!
キメラの羽を50本くらい入手した所で、近辺にキメラの姿が見当たらなくなる。

山の上に目をやると、そこには数匹のキメラの姿が……
寝不足を感じさせない身のこなしで小高い山に登るのはイケメンな俺。
肉体だけは若返ってるから、身のこなしも軽やかなのさ。

山の上に上がると、極悪非道なキメラの乱獲再開。
更にキメラの羽を20本追加したころ、目の前の1匹が山の下(拠点とは反対方向)に逃げ出した。
もう十分採取したと思うモノの、逃げられると追いたくなるのは虚しい(サガ)

深追いは危険だと生前の父さんに教えられていたのに、愚かなイケメンは深追いを止められない。
そして、何か柔らかいモノを踏んづけ、激しく転倒してしまうイケメン。
イケメンは何をやっても似合うはず……そう思いながらも、踏んづけてしまったモノを確認する。

うん。先人の教えには従った方が良いって教訓だよね。
何と踏んづけたモノとは、
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