暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?舞い散る桜花の果てに銀雪は舞い降る〜Settlement〜
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――アルゴス・ハンドレッドファイア――

大きく広げた魄翼の翼の表面から特大の火炎砲撃を100発と発射。スマウグも負けじとブレスを吐くけど、ユーリの機動力をグンと上がっていることもあって効果範囲外に簡単に出ていける。その代わり・・・

「いや〜ん!」

「あっつ、あっついです!」

――アクセラレイター――

キリエとアミタが若干巻き込まれちゃってるけど。ユーリも「ごめんなさい!」謝りつつも「ヘカトンケイルフィスト!」魄翼から、怪物のような巨大な前腕部のみを造り出し、それを射出。ソレらがガツンガツンと音を立ててスマウグに着弾して行く。

――其は万物のうちで最強のものなり――

「墜ちろぉぉぉぉーーーーーーッ!」

『ギガント・フリーレンシュラァァァァーーーーーク!!』

「レヴァンティンを剣として使えんのは少々窮屈だな・・・!」

――シュツルムファルケン――

ヴィータの一撃が右翼に打ち込まれたことでスマウグが「おのれ!」ガクッと体勢を崩し、シグナムが2射連発した矢は左翼に着弾して爆発を起こした。翼は撃ち抜けなかったけど、爆発による影響で一時的に翼の羽ばたきが止まった。

「飛刃・翔舞十閃!!」

そこに私も真技を撃ち込む。迎撃も回避も出来ない以上は「むっ・・・!」スマウグはまともに受ける。けど「やっぱ致命には至らないか・・・!」背中に着弾した十閃は、鱗に10個の太刀傷を付けたけど出血はない。鱗がどうしても撃ち抜けない。やっぱ腹に撃ち込まないとダメか〜。

――すべての精妙なものに勝ち、あらゆる物体に滲透するが故に――

「足掻かずに墜ちろ!!」

――破城の戦杭――

墜落寸前のスマウグの背中にザフィーラの対結界魔法である巨大な杭が打ち込まれたことで、アイツは「ぐぅ・・・!」コロシアムの観客席に墜落した。

(魔力攻撃じゃなくて打撃の衝撃で体勢を崩し、その間にユーリの魔法を仕掛ける。これが一番か!)

「捉えましたよ、スマウグ!」

ユーリがスマウグの背中に着地した。そしてユーリは背中に両腕を突き入れ、「エンシェント・・・!」スマウグの魔力を利用した大剣を引き抜いた。アレが撃ち込まれれば、さらに私たちの勝率が上がる。スマウグもそれを解っているからこそ「おのれぇぇぇぇ!」怒声を上げた。いける。そう思ったけど・・・

「え・・・?」

うつ伏せのままのスマウグの全身が真っ赤に発光し始めた。私は“キルシュブリューテ”をまた鞘に戻し、『逃げてユーリ! みんなも距離を取って!』念話をユーリ達に送る。送るまでもなく、みんなは本能的にスマウグから距離を取り始めていたけど。そして・・・

「これぞ我、黄金竜スマウグが炎ぉぉぉぉーーーーーーッ!!!!」

――かく、世
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