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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?舞い散る桜花の果てに銀雪は舞い降る〜Settlement〜
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施設だ。当たり前だけど、創世結界を知らないエルトリア組が驚きを見せた。
――其は生命の源なる母の片割れたる大地の化身――
「行くよ!」
――フォイアロートフェーニクス――
“キルシュブリューテ”のカートリッジを全弾ロードした後で待機モードの指環に戻し、“断刀キルシュブリューテ”の柄を両手で握り直し、「完全解放・・・!」神器としての本来の能力を発動。そして紅翼を散らし、ルシルの空戦形態と同じ薄く細長いひし形の魔力翼を8枚と展開。戦力外のルシルやクロノ達と一緒に武装隊などの連中は結界の外に弾き出したし、これで派手に暴れても問題ない。
「創世結界か! 神器王ならまだしも剣神が使えるとは知らなかったぞ!」
「作戦は同じ! ユーリ、いける!」
「あ、はい! ルシリオンが私を庇ってくれたのでダメージは最小限で済み、湖の騎士のおかげで、体も魔力も万全です!」
同様に驚きを見せたスマウグが翼を羽ばたかせて空に飛び上がって、ブレスを吐き出した。私たちはその効果範囲から離脱して、私は早速「真技!」具現した鞘に“キルシュブリューテ”を納めて、居合抜きの構えを取る。
――汝は大地と火を、粗大なるものと精妙なるものを、静かに巧みに分離すべし――
「飛刃・翔舞十閃!」
そして抜き放ち、スキルとは比べものにならない本来の絶対切断能力が付加された斬撃がスマウグを襲う。アイツはブレスによる迎撃をしつつ回避した。
「もうちょいや、王さま!」
「貴様と共闘するなど思いもしなかったが。フンッ。存外に楽しめたぞ子鴉!!」
――フローレンベルク――
「王さまがデレてくれた〜!」
「ええい! 今はとにかくユーリをあのトカゲの元まで連れて行くのに集中せんか!」
はやてとディアーチェはお互いの腰に腕を回しての密着状態で、そして2人の魔力を合成した特大砲撃を撃ちながら口喧嘩のようなことを始めた。仲が良いんだか悪いんだか。
「なのは。あなたやチーム海鳴との共闘、大変心が躍りました」
「私も! これが私の一番望む、シュテルとの関係なんだよ!」
――ヒュペリオンゲイザー――
なのはの放つ桜色に輝くエクセリオンバスターに、シュテルの放つ3連火炎砲ブラストフィアーが寄り添うように螺旋を描く。スマウグは空を翔け回りながらブレスや業火弾を吐き、私たちの接近を拒み続ける。
――其は大地より天に昇り、たちまち降りて、優と劣の力を取り集む――
「こうなったら・・・! ヴェスパーレッドモード!」
ユーリの色彩が変化する。確かあの子の核である永遠結晶エグザミアの出力を上げたらああなるって話だっけ。人格も戦闘向きになる、完全な戦闘形態。でもユーリは「行きますよー!」普段と変わらない口調だった。
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