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ゴブリンになった・・・・・死ねってこと?
二十三日目〜二十六日目
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ウイナイフで頸動脈を切り付け倒した。

戦利品のピッケルやその他の持ち物を回収後に、俺達は安全圏までオークの死体を運んだ。安全地帯まで来た事を確認後に、オークの肉を食らうのだった。まあ、臭いは酷いが肉の味は相変わらず極上の豚肉であった。

二十五日目

既に御決まりとなった獲物であるナイトバイパーやヨロイタヌキを狩っていると、昨日に引き続き新たなモンスターに遭遇した。金属繊維のような頑丈な黒い毛皮を纏った狼であった。ゴブ郎は、この狼をブラックウルフと命名した。

そのブラックウルフをしばらく観察すると群れに数は16頭とかなりの数がいる。そして特徴的な一頭を発見する。ブラックウルフの二回りは大きいこいつは、ブラックウルフのボスだと思う。もし、この群れと正攻法の正面衝突を実行に移せば、確実にこっちは死人が出る程の被害を受けるだろう。だが、それは正攻法で攻撃した場合だ。俺達は、敵のアドバンテージを崩す為に、奇襲を選択する。

リーダー核のブラックウルフを、ゴブ美がゴブ郎が生成した猛毒つきの弓矢で狙撃。この攻撃でブラックウルフのリーダーは即死。突然に群れのリーダーを失ったブラックウルフは、統制を失い混乱を起こした。その混乱に乗じて俺達は、ブラックウルフの大勢が整う前に攻撃を開始する。連携すれば、脅威度が高いブラックウルフであったが、一頭の戦闘力は、そこまで高くはなかった。短弓でブラックウルフを撃ちぬいて、接近してからはロングソードでブラックウルフを叩き切る。流石に、ゴブ吉の怪力をもってしてもブラックウルフの金属繊維のような丈夫な毛皮を切る事は、出来なかったが、それでも叩き付けて絶命させる事は出来た。

そしてしばらくして、ブラックウルフを俺達は全滅させた。総数十六頭は、一頭も逃げ出す事も出来なったようだ。

その後は、ゴブ吉を除いて四コブでブラックウルフの解体作業に入る。ゴブ吉が解体作業に参加しないのは、ゴブ吉は不器用であるため、解体作業に向かないと判断したゴブ郎が、周囲の警戒を命令したからだ。ブラックウルフは金属繊維のような丈夫な毛皮であるため、今以上に強力なレザー系の防具が作れそうだな。解体作業が終了後は、皆で仲良くわけてブラックウルフを食らうのだった。

二十六日目

朝起きたら、ゴブ江がホブゴブリンに進化していた。どうやら昨日のブラックウルフ戦でかなり経験値が上昇して、レベル100となり『存在進化』したのだろうと思う。いつもなら午前に訓練を終了させて、後は個人の自由にするのが決まりであったが、今回はゴブ郎が同期ゴブリン全員を招集させた。これから俺達でオークの採掘所を襲うと言い出したのだ。

そして全員に武器を支給する。ゴブ郎との狩りの合間に、俺は武器と防具を制作してきた武器も防具もかなり充実している。下っ端に支給するの
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