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ぶそうぐらし!
第17話「たんさく」
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かで発電すればいいんじゃないか?」

「なるほど!....で、どうやってそれをするんだ?」

「あ....。」

  ...生憎、作り方は知らないんだよな...。

「まず自転車は必要だろ?...で、発電するための機器と蓄電もできるようにしないとな...。」

「...この学校のどこかに作り方とかの資料ってないかな?」

  そんな都合のいい物なんて....待てよ?

「図書室ならあるかもしれないぞ?それに、いざとなれば近場の図書館に行けばいい。」

「そっか!その手があったね!」

「ははは...状況が状況だからすっかり忘れてたぜ...。」

  最近はネットとかで調べるからなぁ..。
  こういう、ローカルな調べ方は忘れがちだよな。

「....っと、ところで、どうして蘭だけが戻ってきたんだ?」

「あっ、忘れてた!」

  おいこら。

「胡桃も誘おうって事になって戻ってきたんだった!もう見回りも終わってるだろうしって。」

「...で、あっさり会話に流されてたと。」

  まぁ、俺も帰ってきてたしな。

「と言う訳で行くよ!」

「...先生も大変だろうし、行くか。」

「...そうだな。」

  そうして、俺たちは皆の所へ向かった。





「まーてー!太郎丸ー!」

「わん!」

  屋上へ行くと、由紀が太郎丸を追いかけていた。

「太郎丸....。」

「美紀...きっと仲直りできるって。」

  するとドアの傍で美紀がいじけており、それを圭が慰めていた。

「皆いつの間に屋上に移動してたんだ?」

「私が呼びに行く時に行くことになってたよ。」

  ...悠里は屋上で遊ばれていいのか?幸い、菜園から離れた場所だけど。

「あらあら....。」

  ...あ、別に大丈夫そう。まぁ、菜園が荒らされてないなら大丈夫か。

「...先生、もう諦めたんすか...。」

「....ええ、もう、悠里さんの手伝いをしてる方がマシかなって...。」

  先生は悠里の手伝いをしていた。
  まとめるの諦めちゃってたか...。

「私...先生なのに....。」

  あぁ...だいぶショックを受けてる...。

「...ねぇ、ふと思ったんだけど...。」

「ん?なんだ蘭?」

  なにか思い当たったのか、俺に話しかけてくる蘭。

「遼って、傍から見ればハーレム状態だよね?」

「っ...!」

「あいたぁっ!?」

  とりあえずそれなりの力で引っ叩く。

「ひどい!女の子叩くなんて!」

「うっせぇ!なに訳わからん事言ってんだ!ほら、聞いてた悠里と先生が恥ずかしが
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