壱章
信太の杜の巫女〜上〜
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わと木が風に揺すられる音しか聞こえない。
道中、例の巫女どころか狐さえも見掛けず、結局此処に着いてしまった。
一通り散策も終わったし帰ろうか、そう思い最後に社を参拝して目に焼き付けておこうと周りを回ろうとしていた時だった。
ふと視線を社の後ろに移すと先程通って来た獣道よりもやや広い、石で出来た階段が続いていた。
「………?」
自分の意思など関係なく、政宗はその道を進んでいった。
まるで子供の頃に感じた冒険心、或いは見えないものに惹かれる時の気まぐれによって導かれるように。
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