紅蘭とマリアとフェイトの帰還・・・そして意外な来客中編
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「フフ、そうですね」
そしてその夜・・・
直哉は大神に頼まれた事を花組に伝えると、カンナ以外から大反対の意見が当然の如く、出ていた。
「えええーー何でアイリス達が大神のお兄ちゃんの彼女にならないといけないの?」
「そうですわ、それならまだカンナさんの恋人になりますわ」
「おいおいすみれ冗談だろう」
等と騒動があったが、何とか収まった。
次の日のお昼・・・
花やしき支部から紅蘭が帝劇本部に戻って来た。
紅蘭さんお帰りなさい」
「直哉はんも大変やな、米田はんの容態はどうなん?」
「正直わからない、明日大神さんと僕が様子を見に行くよ、もうすぐさくらちゃんの誕生日だからね、だから紅蘭協力してくれる?
「はいな」
「それにしても大神はんも、わがままま人やね、うちら全員恋人にするとわな」
「見栄を張りたいんでしょうね」
「そんな事しても無駄と思うやけどな」
黒鬼会では・・・
「頼むぞ!!火車」
「お任せを。見事山口を捕まえます」
そう言って火車は何処かへ転移したのだった。
果たして黒鬼会が狙う山口とは何者なのか?
翌日・・・
大神と直哉は米田支配人の病院に行く予定だったが、大神が先に言ってしまい、直哉はさくら、紅蘭と行く事にした。
「大神さん自分勝手だわ先に行くなんて」
「まあまあ抑えてさくらちゃん」
「そうやでさくらはん」
「あれ、大神さんじゃない、さくらちゃん」
「そうだわ、どうしたのかしら」
二人が大神に近づくと、大神が陸軍の青年将校達に絡まれていた。
「おい貴様、我々の命より、その犬の命が大事と、ほざくのか?」
「ガハッあのままだったらこの子は死んでいました」
「まだそんなことを言うか」
「ぐっ、あなた方は、間違っている」
「何だと!!貴様ーーー」
再び青年将校のパンチが大神を捉えようとしたその時、直哉が、そのパンチを受け止めていた。
「もうその辺でいいでしょう」
「貴様もやられたいか?」
直哉が気絶した大神の前に出た。
「やめんかお前たち、帝国軍人が民間人に手をあげるとはな」
「すまない私の部下を、許してくれ」
!!「貴方陸軍大臣京極圭吾では?
「そうです」
「すいません大臣の部下に、あんなことを言って」
直哉は謝った。
そして京極と別れ病院に行き、直哉達は米田支配人の病室に、着いた。
直哉たちが、、病室に入ると直哉達に気が付いた、米田が声をかけた。
「おお、お前たちか、よく来たな」
「支配人体の調子は、どうですか?」
「ああもう大丈夫だ」
「米田はん
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