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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?其は魔境にて畏怖されし財宝護る黄金の竜〜Smaug〜
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、スマウグと隔てるように横一列に並べた。その直後にスマウグの全身からカッと光が発せられ、さらに爆炎が生まれた。俺は真っ先に「はやて!」を庇うように胸に抱いた。
VS・―・―・―・―・―・―・―・―・
其は財宝を集め護りし竜族の王スマウグ
・―・―・―・―・―・―・―・―・VS
炎はリンで防げたが、爆風だけは防げなかったこともあり「ぐぅぅ・・・!」俺たちはゴミのように吹き飛ばされてしまった。俺の腕、というよりははやての腕の中に居るリインの「ふわぁぁぁぁぁ!」悲鳴が微かにだが聞こえた。
「ルシ・・・!」
「舌を噛む、喋るな!」
空中で姿勢を立て直しつつ俺は『みんなは無事か!?』念話でみんなの安否を確認する。すぐに『大丈夫だよ!』なのはを筆頭にみんなから無事を知らせる返答があった。俺ははやてを抱えたまま着地し、「エヴェストルム!」を起動して防護服へと変身。降ろしたはやてとリインも「セットアップ!」変身を終えた。
『結界担当の 5人は結界を! 俺が護衛につくからクララ先輩は煙の外から出てくれ!』
『『判った!』』『了解です!』『任せて!』
『了解!』
クロノも前線で戦わせるかどうか迷っていたが、今となっては結界担当に回ってくれた方が心強い。俺はリインとユニゾンを果たしたはやての手を引いて、スマウグの顕現による爆炎に遅れて発生した黒煙の中から脱出。黒煙の外ではすでにみんなが防護服へと変身し、デバイスを力強く握り締めていた。
「お・・・大きいですー」
ユーリの視線を追ってそちらに振り向くと、「んな・・・!」はやてが絶句。そこには真の姿である全長70m、翼を全開していることで全幅140mという巨体を誇るスマウグが居た。
(黄金の鱗がボロボロだな。ヨルムンガンド達が頑張ってくれたおかげだろう)
想定以上に俺たちの勝率が高いことが判った。しかしそれでも、勝てるかもしれない、程度だが。強烈な熱波を発する奴が雄叫びをあげると黒煙は吹き飛び、「う、うるさい・・・!」はやて達が一斉に耳を塞いだ。
『クララ先輩!』
コルセットを付けたスカート丈がミニなビスチェワンピース・袖口がサーキュラーカフス(やわらかく広がっているフレア形状)になっているアームカバー・太腿までの丈であるサイハイブーツと言った防護服を着ているクララを念話で呼びつつ、彼女の元へ走る。
『いったぁ・・・! おしり打った〜、けど!』
尻を擦りながら立つ上がるクララを右腕で脇に抱え上げ、空戦形態ヘルモーズを発動して空に上がる。シャマル達が結界を張ってくれたおかげで、結界内から無関係者たちの姿が消えた。それに・・・
「さぁ、貴様が保有する神器を渡してもらおうか! 決断するまでの時間を設けてやろう!」
スマウグは
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