暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?其は魔境にて畏怖されし財宝護る黄金の竜〜Smaug〜
[3/15]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
キルシュブリューテ”の神秘は絶大だ。しかし、完全解放したとしても、いくら第9位だとしても、王の一角であるスマウグの神秘には足りない。
「(それでもデバイスのキルシュブリューテよりかはマシか)そうか。判った。・・・スマウグ・・・」
ここから100mほど離れたここから老紳士姿であるスマウグを確認する。
(クソッ。涼しい顔をしているな。オリジナルのヨルムンガンド、エインヘリヤルではあるがその神秘はケタ違いのフェンリル、フレースヴェルグ、ガルムの4体を相手にしていながら勝つのか・・・!)
さすがに年単位が経過すれば、どれだけダメージを負っていても治せるか。とにかくアミタ達に「これを手首にはめてくれ」“ドラウプニル”や神秘カートリッジを渡す。アミタとキリエとユーリ、それにディアーチェとアイルには“ドラウプニル”を。
シュテルとレヴィとフラムには“ドラウプニル”とカートリッジを10発ずつ渡し、なのは達にも10発ずつ渡す。毎日コツコツと作っておいて良かった。俺は「シャマル。コレを頼む」シャマルに背負っていたリュックサックを預ける。
「これは・・・?」
「カートリッジ組の予備だ。みんな。戦闘中にカートリッジを消費しきったら、シャマルの元で補給してくれ」
みんなにそう伝えておく。いま渡した10発程度では絶対に足りないことは判っている。俺が今まで地道に作ったカートリッジ、その全てがあのリュックに入っている。完全な総力戦だ。
「黄金の腕輪と薬莢、ですか」
「へぇ。どんなゴツイ兵装かと思えば、超豪華なアクセじゃな〜い」
「鏡のように顔が反射して映ってます〜♪」
「コレが貴様の言う対策か?」
「確かに腕輪やカートリッジからは不思議な感じがしますね」
「おお、ゴールデンでありますな〜♪」
「美しいですわ〜」
「なんか手首にはめても変化ないぞ? このカートリッジをロードすればいいのかなぁ〜?」
レヴィは、起動した“バルフィニカス”に装填したカートリッジを、なんとその場でロードしやがった。俺やはやて達も「ちょっ!?」その最悪すぎる行為には絶句した。レヴィは「わわっ! リンカーコアがビリビリするぅ〜!?」と大慌てしつつ魔力を放出させた。
「ようやく姿を見せたな、神器王!!」
スマウグから視線を外していた数秒のうちに、奴は俺たちの背後に立っていた。すでに神秘が膨れ上がっている。多くは無いとは言え人の居るところで変身をする気なのか。
魔力炉
(
システム
)
の稼働率を引き上げ、魔術師化する。そして・・・
――
女神の聖楯
(
コード・リン
)
――
「シャマル、クロノ、ユーノ、アルフ! セラティナ! 急いで結か――・・・っ!」
――顕現――
上級の防性術式のリン4枚を同時展開し
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ