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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?其は魔境にて畏怖されし財宝護る黄金の竜〜Smaug〜
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! この娘らも面白い技を使うわ!」プスプスと煙が上がっている腹を擦るスマウグが笑い・・・
「どれ、そろそろ反撃をしようか!」
仰向けに倒れ込んだまま口からブレスを吐き出した。その炎は結界のてっぺんに当たるかどうかというところで勢いを失くしたが、「ここに来てそんなものを・・・!」直径3mはあろう炎弾となって俺たちの頭上に降り注ぎ始めた。フィレスとセレスは直上に居ながらもなんとか回避できたことで直撃を免れた。
「みんなは動くな! 俺が対処する!」
――
崇め讃えよ
(
コード
)
、
汝の其の御名を
(
ミカエル
)
――
しかしはやて達はその場から動けない魔法を使うため、俺が護らなければ。背より22枚の蒼翼を射出し、それらより砲撃を何十発と放って炎弾を迎撃し・・・
――
戦滅神の破槍
(
コード・ヴィズル
)
――
俺自身からも雷撃砲を連射。それでも足りないため・・・
「其は時に天の使徒にして魔の従僕。(中略)死の恐れを知らぬ名声を求めし勇ましき者よ、宝物が欲しくばいざ挑めよ!」
詠唱を中略したことで威力はかなり下がるだろうが、魔法の発射態勢に入っているみんなの盾くらいにはなるだろう。
「
宝竜の抱擁
(
コード・ファフニール
)
!!」
上級儀式魔術ファフニールを発動。中級術式である、炎龍プシエル、氷龍マトリエル、風龍ルヒエル、毒龍ログジエル、闇龍シャムエル、岩龍トゥアル、光龍イオエル、雷龍ジェレミエル、各属性の龍をそれぞれ3頭ずつ、計24頭の龍を炎弾へと一斉に解き放つ。その直後、強烈な頭痛と胸痛に襲われ、さらに「ごふっ!?」吐血した。
(あぁ、最近なかったから忘れていた・・・。俺、もう限界だったんだよな・・・)
何か大事な物を失った喪失感が去来する。はやて達から『ルシル君!』と、不安でいっぱいといった感情に満ちた声で名を呼ばれた。それに応えようにも意識が揺らぎ、フッと重力に支配され、墜落し始めたことが判った。
「ルシリオンさん!」
エネルギー弾で炎弾を迎撃しながらもアミタが俺を抱き止めてくれ、「わたし達も手伝うわよ!」キリエもまた炎弾を迎撃してくれた。飛行に意識を割かないことで余裕が生まれた俺は『撃てぇぇぇぇぇ!』はやて達に攻撃を続けるよう指示を出せた。
「そんじゃ、このボク、レヴィ・ザ・スラッシャーが第二波を貰い受ける! いっくぞぉ! 雷神封殺爆滅剣! 死ねぇぇぇぇぇッ!!」
レヴィの頭上の雷球1つ1つから雷撃に繋がれた雷剣がスマウグへと殺到し、起き上がり途中の奴の喉を貫いて、派手な大爆発を起こして強烈な放電が起きる。
「オリジナル!」
「うんっ! プラズマザンバー・・・ブレイカァァァァーーーーーッ!!」
フェイトが“バルディッシュ”を大きく振るい放った強大な斬撃砲を
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