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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?其は魔境にて畏怖されし財宝護る黄金の竜〜Smaug〜
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嫌だし、ブリギッド・スミスじゃ火力不足だ)

他の神器もスマウグの神秘には通用しないだろう。それゆえにこんな形でしかお前たちを扱えない俺を許してくれ。そして俺は個室を出、「行きましょうか」外で待っていてくれたフィレスやクロノと共に、シグナム達の居る居住区へ向かう。

「スマウグは未だに居住区をぶらついているようよ」

「スマウグの実力からすれば単独で本局を落とせます。神器が目的ならここに攻めてきてもおかしくないです。それなのにどうしてまだそんなところに居るのか解りません。が、本局に留まる理由があると言うのは確か」

「そのスマウグを、特捜課のクララ准陸尉のスキル・強制転送で無人世界に飛ばすという作戦、面白いよ」

「本局でスマウグとの戦闘など正気の沙汰ではありません」

それこそ本局が滅ぶ。対スマウグ戦の最大の課題は、本局から無人世界へ強制的に転移させることが出来るかどうか。そのために必要な人員もすでに連絡して用意した。

「だけど、ベッキー陸曹長とアルテルミナス准空尉が居ないのは痛いわね」

「ええ。ルミナの固有スキルは欲しかったのですが、ベッキー先輩の精霊では元より勝ち目はないので、その・・・」

「居なくても構わない、というわけか・・・」

ルミナの固有スキルは神秘を宿せばある程度は使えるが、最下層の魔族であり竜族の王クラスでもあるスマウグ相手に精霊では相手にならない。かえって吸収されて強化さしてしまう可能性もある。

「死んでもそんなこと言えないけどな。とにかく今は、下手に行動に移られる前に急ごうう、クロノ、フィレス一尉!」

「ああ!」「ええ!」

合流までの道程にて「ルシル!」特別技能捜査課の先輩、左側の前髪だけを耳に掛けるといった蜂蜜色の長い髪を揺らす、本作戦の要であるクララや、強制転移させるまでにスマウグが真の姿に戻った時の場合の結界要員の「ルシル!」セラティナ、それに「ごめん、待たせた!」ユーノとも合流。その3人にも“ドラウプニル”を渡す。さらに戦力の1人である「お待たせ!」セレスとも合流。
そして・・・

「はやて、みんな!」

はやて達とも合流を果たす。かなりの大所帯になってしまったが、これもでまだ足りないかもしれない。アミタ達と自己紹介を始めつつ、マテリアルがはやて達にそっくりなことに驚くフィレス達を横目に「ん? シャルはどうした?」彼女の姿が見えないことに気付いた。

「シャルちゃん、あの後にシャルロッテさんと交代して、今はフライハイト邸へ・・・」

「キルシュブリューテを取って来るって言うてたよ」

ベルカ時代にフライハイト家へ渡した“断刀キルシュブリューテ”・レプリカをか。複製品とは言え宿す神秘はオリジナルと大差ない。だが、スマウグの神秘には通用しない。“
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