転生天使にラブソングを
リアスの私物整理&処理×サーゼクスの宝物である記録映像集
[10/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
王だが、泣き疲れたチビリアスとチビソーナをベッドに寝かしつけると舌戦が再開された。
『セラフォルー、どうやら一度ハッキリと決めた方がいいようだな?』
『ええそうね、サーゼクスちゃん。私も決着を付けないといけないと思っていたの』
『ウチのリーアたんの方が可愛いっ!』
『いいえ!ウチのソーたんの方が可愛いものっ!』
『こちらに来てもらおうか!リーアたんが初めてお歌を披露した貴重な映像が残っている!』
『こっちだって家から「ソーたん初めての一人でお着替え」の映像を持ってきているし、ここぞとばかりに見せちゃうんだから!』
妙な迫力と覇気を放ちながら、二人が叫んでいた。そんで互いの記録映像のアルバムの見せ合いをしながら、二人の兄バカ姉バカ全開で睨み合いを続けていた。サーゼクスとセラフォルーはこんな事もしていたようだが、前魔王と現魔王のイメージが全然違うかのように思えてきた。
ルシファー達が表舞台に立たせたら、是非前魔王であるルシファーから説教を受けてもらおうかな?と思ったら映像にてヴェネラナが登場した事でその考えを無くした。
『貴方達!何をしているのですか・・・・?』
『は、母上・・・・これはその・・・・リアスとソーナについて語っていたと言いますか・・・・』
『お、小母様!決して喧嘩をしていた訳では・・・・』
『・・・・魔王が二人して妹自慢で喧嘩などと、それで冥界を双肩に担えると思っているのですか!?サーゼクス!こちらに来なさい!今日と言う今日は許しませんが、セラフォルーも来なさい!貴方のお母様と私は学生の頃からの友人ですから、娘も同然なのでサーゼクスと共々反省してもらいます!』
『は、はい・・・・』
『はい、小母様・・・・』
ヴェネラナの登場により、サーゼクスとセラフォルーが体を強張らせていた。言い淀む二人であるが、ヴェネラナの迫力オーラを纏わせながら拳を震わせていたがもし俺もいたら同じ気持ちでいただろう。いい歳した二人をヴェネラナに連行されて行くが、冥界の今後を担う魔王だとしてもヴェネラナには敵わないようだ。
「ハハハ、私もセラフォルーもこの時は母上に頭が上がらなかったよ!」
「もしも俺がこの時に復活していれば、自動的に俺に頭が上がらないとは思わないか?」
「・・・・そうだね、一誠君は私にとって師匠と言うべき存在だからもし映像内に母上と一緒にいたら覇気と怒気が混ざり合っていたかもね」
「今だと頭が上がらない存在は俺とグレイフィアかもな、最強の師範と最強の妻だからか」
豪快に笑っていたが、サーゼクスの妹自慢はこれからが本番と言う感じであった。一応劇場外にグレイフィアを配置させているので、困り事が発生次第来てもらう手筈となっている。ヴェネラナからの中
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ