転生天使にラブソングを
リアスの私物整理&処理×サーゼクスの宝物である記録映像集
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一任した。既に売れると判断したので外に運ぶだけなのだが、何やらリアスから反発を買いそうなのでな。地下から抜け出て、移住区域を進むが無駄に広い屋敷なのは人間界本家も次元の狭間本家も変わらないな。だが迷う程ではないけど、ここは来た事がない所だな。
『グレイフィア、俺はサーゼクスに連れられて私設劇場のような所にいる。何かあれば来てくれるか?』
『我が主も困った事ではありますが、承知致しました。もし何か困らせ事がありましたら、何時でも良いので呼んで頂ければ幸いです。それに作業のほとんどを業者がやってるので、お嬢様は悲痛な叫びをして他の者らはそれぞれ運ばれるモノに興味があるそうで』
「ここだよ、一誠君」
「一見すると豪華な造りとされた両開きの扉前だな・・・・俺に何を見せてくれるのやら」
一応グレイフィアに報告させてもらってから見ると巨大スクリーンがあり、映画館のような施設なのか席は二階まであるし舞台や照明も設置されている。サーゼクスは二階中央席に腰を下ろした事で、俺は隣の席に座ったがここは何だ?と質問すると答えるサーゼクス。
「ここはお招きした御来賓の方々に楽しんでもらう場所で、主に我々グレモリー家の者が何かしらの発表をする時に使われる。数年に一度使うかどうかの設備となっているのだよ」
「要するにホームシアターのようなもんか・・・・数年に一度とは無駄に豪華な場所とされているな。金持ちの感覚は分からんが、人間界本家にはリビングのテレビで見るからな」
で、サーゼクスは隣に置いてあったアルバムを開き出し、覗き込むと様々な紋様プレートが一ページに何枚も収められている。それに悪魔文字で書かれているからか、読めないのでグラサンを翻訳モードにすると『リアス、初めてのお風呂』と書かれていた。
「これは冥界特有の映像記録媒体で、古い時代から伝わってる代物だ。今の冥界では人間界のビデオカメラの方も流通してるし、七十二柱の上級悪魔の家では冥界特有の方を使う事が多い。伝統と言った所だけど、撮影器具も今とはだいぶ人間界のビデオカメラに作りが近くなっているね」
「今で言うとブルーレイやDVDみたいなもんか、ビデオカメラも小型になったしSDカードで保存となったからな。で、俺に何を見せてくれるんだ?」
「一誠君ら人間界本家に住んでる者は、何かと記録を付けていると朱乃君から聞いたのだよ。皆の成長記録もいいが、私が持ってるアルバムにはリアスの成長を収めた内の一冊だよ。丁度一誠君が復活前のリアスを知りたくはないかい?幼少時代の記録映像がどういうのかをね」
「・・・・それはそれで知りたいな。確か授業参観の映像も俺らの家で保管してあるが、リアスが小さな頃と言うのは非常に興味がある」
取り出した一枚を手元の魔法陣展開後、転移されて行っ
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