暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
転生天使にラブソングを
リアスの私物整理&処理×サーゼクスの宝物である記録映像集
[1/13]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
とある日の放課後の旧校舎にて、オカルト研究部であるグレモリー眷属+俺・ヴァーリ・シーグヴァイラ・レイヴェル・イリナが部室にて集まった。顔出しのつもりだったが、悪魔稼業について相談事として今日は部室にいた。悪魔稼業に関して基本ノータッチだが、今後俺らが手伝う可能性もあるからだ。基本的にオカルト研究部の部長であるリアスの元、今後の予定について話し合ってた。

「とりあえず、先月と比べると契約の割合が若干低いわ。特に中高年へのサービスに努めて頂戴」

リアスは資料のデータに目を落としながら言っていたが、白音が手を挙げて意見を出していた。

「・・・・テレビで見たのですが、とある電器店は地域密着をしつつ中高年のお客さんと心から打ち明ける事で、割引率の低い値段でも商品を売る事が出来たそうです。今ではそのお店をも店舗数を増やす事が出来たとか」

「つまり改めて人間との信頼関係の構築が重要って事ですわね。基本ですけれど、悪魔のお仕事をしていると忘れがちになりますわ。一誠さんからは何かありますか?」

白音の言葉に朱乃が続いて言うが、悪魔の仕事とは人間の願いを叶える代わりにそれ相応の代価を頂く事だ。最近だと命まで代価支払う人間がいないが、何時の時代も欲を持つ者が絶えないから悪魔も仕事が続けられている。俺は蒼い翼CEOをしているし朱乃の母親である朱璃さんは蒼い翼本社社長秘書をしているので、このような展開になると俺らからも意見が欲しいようだ。

「まだ若いお前らだから命以外の代価を得られているが、随分前まで命を代価にしてまで叶えたい願いがある者もいた。ま、それは置いといて白音が話した事は事実であるけど人間と悪魔とのコミュニケーションが大切だと思うよ」

「確かにそうですが、長年の経験がある一誠さんの言う通りですね。私としては人間界で活躍してないので、余り口出ししてなかったのですが今後の参考としてですね」

「悪魔稼業をしていない我らにとって、グレモリー眷属の悪魔稼業は大事だと思います」

「ん?何やら家からの連絡で人間界本家に客人が来たから俺らは帰らせてもらう。明日はグレモリー領にあるケルディムの城に行くんだったが、何やらヴェネラナから手伝いがあるそうだが俺らも呼ばれている」

そう、明日は休日だがヴェネラナから冥界グレモリー家の屋敷に招かれている。それを話すと何やらリアスがマズそうな雰囲気だったが、恐らくリアスに関連する事なのだろうな。俺らが人間界本家へ戻るとゲストルームにいたのは、最強の『女王』とされているグレイフィアだった。丁度ソーナも帰宅していたので、俺とシーグヴァイラと一緒に座っていた。

「グレイフィア、話とは何だ?明日冥界にあるグレモリー家の屋敷に呼ばれてるんだが」

「急な訪問で申し訳ありませんが、話と言うのは他で
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ