アインクラッド編
第五話なれなかった勇者
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じゃん」
「名前負けしてる事に違いわないと思うけど」
「うん、でさ何でキリトのほっぺが腫れ上がってて距離が空いてるの?」
「別に、普通よ」
(まーた夫婦喧嘩したのか)
「ふざけているけどいい連携してるわね」
「そりゃどっかのコンビよりはマシでしょ」
「お前ら何で喧嘩したんだ?」
「い、いいの。ほ…ほら行くわよ」
(喧嘩するほど仲が良い、か)
レジェンドブレイブス達に目を向けたサイガは
「ん〜、変じゃないか?」
明らかな違和感を感じた
「何がよ」
「サイガもそう思うか。普通RPGってのはレベルと装備が比例していくものなんだ」
「だけど彼らはレベルもスキル熟練度も中の上、それなのに装備は攻略組でも最上級ってか?」
「て事は、彼らはあなた達も知らない高効率の財源を………もしかしてあなた装備強化詐欺を疑ってるの!?」
「短絡的な考えだが詐欺が始まった時期と、彼らが出てきて時期は重なっている、っていうか一致しているんだ」
「…彼らの事調べてみる必要があるみたいね。アルゴさんに…………」
「どうした?」
「…違う、違うわ。見てキリト君、サイガ君。あの人たちは本当に連携がいいのよ」
「!装備の突出ではなく、レベルの低さを見るべきだった、か?」
「本当に鋭い時は鋭いのね…サイガ君って」
「なるほどな、違和感の種はそこにあるのか」
アスナがアルゴにメッセージを送ったところで、
「んでさ、まだ上行くの二人は?」
「そうだった、あと1フロアだけつき合って欲しいんだ」
「いいけど、どうして?」
「実はさ《片手直剣》のスキル熟練度100まであと少しなんだ」
「100!!?」
「んー?あ、俺もだ」
「あ…あら、おめでとう。スキルModはなににするの…?」
「《クリティカル率上昇》かなぁ」
「俺は前《ソードスキル冷却タイム短縮》取ったぞ」
「あっ、俺もだよ、あと《クイックチェンジ》なんかもなありかと…」
「なるほど……ん?」
(クイックチェンジって…)
「キリト!《クイックチェンジ》ってどんな奴だ!」
「え?えっと予備の武器をワンタッチで出したり、同じ武器持ってれば“直前に装備していたものと同じものを再装備”なんていう設定も…………ん?」
「あ」
「ビンゴだな」
「でも、職人クラスが一朝一夕で取れるスキルじゃないでしょ!?」
「………それなんだけど……まだ確証は無いけど、その問題クリアできるかもしれない」
ピコン
「アルゴさんからだ」
「「「…………」」」
圏内
顔を覆うヘルムをかぶった剣士が歩いている、道
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