アインクラッド編
第五話なれなかった勇者
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を切り始めた。………はずだった
「ん?おかしいなぁアスナのケーキ俺たちの10倍位あるよなぁ」
「…ちょっとアスナさん…量がその…おかしくないですか?」
「当然の配分よ、キリト君は蜂の討伐数私に負けたでしょ?「ぐぬぬ」サイガ君は私を空高く投げたじゃない「ぐぬぬ」文句
あるかしら?」
「いやでも、アスナはキリトにLAとられたく無かっただろ?」
「そうだけど結局出なかったわ、どっかの誰かさんが持ってったせいで」
「人聞きの悪い……でもあのLAは俺たちには使えないものだったよ、ほら」
キリトが手に入れたものは中々に特殊なモノだった
「なる程」
「そゆことか」
なんだかんだでうやむやにされキリトとサイガはケーキを食べられませんでしたとさ。
「ああ……美味しかった…」
「確かに美味かった……」
天からの祝福を受けたような顔をしている二人、特殊効果に喜ぶ一人
「それにこの幸運ボーナスはベータ時代に無かったものだ」
「残り15分じゃ狩りにいけないよな〜」
「じゃあこの子の強化に付き合ってよ!」
(これは………!)
「おいら帰る」
「チョトマテサイガ」
「何カタコトになってんだよ」
「アスナとふたりでいけってのか!アルゴに見られたら……」
「うるせーなー、お前のコミュ障治す為と思え」
「そんな「早く行かないと大変な事になるぞ」はあ、わかったよ」
その時、サイガは何とも言えない感覚に陥った、何かを無くすような…そんな感覚に…
「あと、気を付けろ」
「何にだよ」
「何かにだ」
キリトはサイガにブツブツ言いながらアスナの武器強化についていった。
(久しぶりに嫌な感じがしたな……圏内だから死ぬ事はないと思うが……)
その夜、アスナのレイピアが真っ二つになってしまったのだ。
次の日
サイガは迷宮区にいた。ミノタウロスの様な半人半牛のmobを倒し一息ついていた。
(ここ牛しかいないのか………あれは……)
「おーい、キリトー」
「おお、サイガか」
「昨日めっちゃ大変だったらしいな、アルゴから聞いたぞ」
「ああ、とんでもなく狡猾な手段だった。アスナ以外にも既に7件あったらしい」
「へえー、で、その本人は?」
「牛がセクハラだとか何とか…」
「セクハラよっ!!セクハラ!!」
どうやら牛の格好について何かを言っているらしい
「……何言ってんだ?ってかキリト!何でそんな面白そうな事、俺に言わなかったんだよ!」
「それどころじゃ無かったんだよ。おっ」
「あれは…レジェンドブレイブスの方々
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