暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
日常風景のパフォーマンス
第33話
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と言い切ったな!?」

「バカみたいに強い師匠に仕返しできるのがこれぐらいだからッスよ!!喰らえ、微妙なアイスフレーバー!!」

ポーチから新たに色々なアイスが袋ごと投げつけられる。焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、生ハム、半熟卵、ゴーヤ抹茶、ドリアンミックス、トロピカルすぎた、カレーは飲み物、などなど途中から本当にフレーバーの名前なのか疑うような物が多かった。

「続いて、あれっ、弾切れ!?まさか先に捨てられた!?ちょっとタンマ!!すぐに用意するから待つッス!!」

釜に適当に材料らしき物を放り込んで掻き混ぜ始めたので待たずに全力で殴り飛ばす。そのまま吹き飛び通路の壁にぶつかる。

「あべし!?ぐぅおおおおっ、例えウチが滅びようとも、第2第3のウチが現れて「くたばれ!!」ふぎゃ!?」

普通のレーティングゲームのように退場するがアナウンスが流れない。破壊した生きている台車の残骸からファイルの回収する。次の瞬間、釜が大爆発を起こす。

『サイラオーグ・バアル様の騎士1名、僧侶1名、女王リタイア』

迂闊だった。ふざけているようにしか見えなかったから大したことはないと思い込んでいた。釜を見てみると黒焦げの何かが落ちていた。近づいて確認してみると、原型は

「パイかよ!!というか、どういう原理で釜をかき混ぜるだけでパイとか樽とかを作ってるんだ!!おかしいだろう!!」

残骸を叩きつけて壁を殴り壊して叫ぶ。眷属に無様な姿を見せるが構う物か。ここでガス抜きをしなければもっとひどいミスをする。だから、一度全てを吐き出してリセットする。

「行くぞ!!これ以上茶番に付き合ってられるか!!」

探索を続け、最後のファイルを手に入れ、遺跡内の捜索が終わる。どういうことだ?これ以上部屋はなかったはず。もう一度捜索をし直そうと振り返ると何食わぬ顔で一番後ろに三人が揃っていた。

「逃げろ!!」

「「アイアイサー!!」」

「逃がすな!!」

逃げる三人を追いかけて、割烹着の女がいた広間に誘導される。そこには再び釜が3つ置かれている。だが、三人は釜の前で反転して釜を背にする。





side プロフェッサー


「楽しんでもらえたかな、サイラオーグ・バアル」

「貴様、何者だ」

「『断罪の剣』魔導技術開発主任、プロフェッサーだ。どうだ?オレ流錬金術は?」

「ふざけているのか!!」

「ふざけてなんていないさ。まあ、最初の聖水で練ったコンクリはふざけてたが。オレ流錬金術は冥界に新たな風をもたらす。既存の錬金術とは違い、難易度はそれほど高くない。5年もあれば一流を名乗れる。材料があればの話だが。まあそこは頑張って栽培なり養殖なりしろ。そして何より魔力をほとんど使わないのも特徴か。
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