狙撃後編
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はあ、はあ」
「お姉さん大丈夫かいな?」
「ええ、大丈夫よ、これを使うと体力をかなり消耗するの」
「そうなん?」
「ええ、でもこれを使っても直哉君の受けた呪詛を取り除けないなんて」
さくらはショックを受けていた。
その時、シャマルがやって来た。
「ごめんなさいはやてちゃん。遅くなって」
「シャマルあのお兄さんに、治癒魔法をかけて、お兄さんに魔術呪詛がかけられてるんよ、早く解除しないと、死んでまう」
!!「わかったわはやてちゃん」
シャマルと呼ばれた女性は、直哉に治癒魔法をかけ続けていると、真宮寺直哉達の世界から、王様と呼ばれていた。八神はやてのクローンがやって来た。
「フフ間に合ったな、丁度いい八神はやてと、紫藤直哉がいるのならば、纏めて殺してやろう。さあ我の鎌の餌食となるがいい」
シグナムトさくらそれぞれが、はやてと、直哉の前に出た。
「ちょっと待ってや、ここは病院やで、ここで戦ったらあかん」
「それもそうだな、じゃあ場所を変えるか」
はやてのクローンがそう言うと転移魔法を使った。
その魔法で跳ばされたのは、直哉、さくら、はやて、シグナム、シャマルの5人のはずだった。
「うーんここは一体?」
「大神さん!!」
「さくら君さあ帝劇に帰るぞ」
「帰えるのは、部外者のお前だ」
「うあああ」
大神は、帰還魔法をかけられ、帝劇に帰還した。
「大神。帰って来たんだな、丁度いい大神挨拶しろ」
そして、米田の後ろから見知らぬ女性が出てきた。
「初めまして、私明日からここの事務員として、働く事になった、影山サキと言います」
「俺は、この劇場で、モギリとして働いている。大神一郎と言います。よろしくサキ君」
こうして大帝国劇場に新たな仲間が加わった。太正14年4月下旬の事であった。
そのころさくら達は・・・
「破邪剣征・桜花霧翔」
「闇の書の守護騎士シグナム参る!!紫電・一閃」
「なッしまった、ぐわああああ」
「ここまでのようだな、主のクローンよ」
「いや、違うな、これは2つの世界を賭けた戦いの準備段階に過ぎん。その時が訪れるまで我等はこの世界から手を引こう。無論管理局は知らぬがな、まあ真宮寺直哉たちの世界で最後の仕事が、あるがな」
「それではさらばじゃ」
そして、王様は転移した。
さくら達も、病院へ戻った。
それから4日後、無事に退院した直哉。物語はここから少しずつ加速していく。
次回予告 サクラ大戦7人目の隊員 クローン達の策略?空中要塞武蔵の復活!!に続く。
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