アインクラッド編
第四話突然の戦力
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わ」
「あーあ、いないのか。…で代わりにきたのがアレか」
少し離れたところにこの層ではかなり上級な装備に身を包んだ四人組が戦闘の準備をしている。
「…彼らにも愉快な名前があるんだろ?」
アスナは答えにくそうに一言
「… レ…レジェンドブレイブス……」
「「あっはっはっはっは」」
「でも、装備はかなりの物を揃えてきているわ、レベルは高くないけど堅いしタンクにでも……」
「へえ、よく見てるな」
「まあ、形から入ろうって人たちだな、キリト」
かなりの人だかりの中にレジェンドブレイブスのリーダー《オルランド》とプレイヤーの鍛冶屋がいた。
プレイヤーの鍛冶屋というのはSAOでは初めてで、かなりの腕だと噂されている。
「貴卿名を何と申す。かなりの腕ではないか」
「うわあ、キャラ出来上がってんな」
「俺もあのひとの口調マネしよっかな」
「余計にあの二人と仲わるくなるわよ」
そりゃそうだと、納得するサイガ。
「野郎どもそろそろ行くぞ!」
「お前が仕切んな!」
「なんだと!」
「やるか?」
あの二人はいきなり喧嘩を始めた。
「あ、そう言えば二人とも」
「「んー?」」
「次の街にあるケーキの話知ってる?」
「ケーキだと!!」
「あのクソ高い奴か…」
「うまいのかっ!!」
「う、うまいよ…まさかお前がそんなに食いつくなんてな…」
「俺は甘党だからな」
「似合わねー」
「うっせ」
「「わっしょいわっしょい」」
あっという間に話し込むサイガとキリト。
「だから!二人でどんどん話を進ませないで!」
「また怒られちゃったよ」
「で、なんなの?」
「この蜂討伐で一番少なかった人が奢り、ってどう?」
「おい、俺両手剣なんだけど」
「この前のボス戦の奴をやればいいじゃない」
「そんな都合のいいもんじゃないんだよ!…ん?」
サイガはとあるアイテムを持っていることを思い出した。
(もしかしてこれって……)
「どうした?」
「いいだろうその勝負乗った!」
秘策を持ち自信満々のサイガ、慌てて止めるキリト。
「お前アスナの独壇場だぞ!」
「ふふふ、まあ見てろって」
戦闘開始
パァン、パァンとキリトとアスナが《ウインドワスプ》を散らしていくが、サイガはなかなか倒せないでいた。
(まあ、そりゃこーなるわな)
「よしっ、26」
「28」
「なぬっ」
「あれれ、サイガ君どうしたの?」
ここぞとばかりに煽りを入れるアスナ。
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