アインクラッド編
第四話突然の戦力
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・バウ》。
攻略組はこのモンスターの討伐に赴いていた。
(ステーキ何枚分かしら…?)
大きな牛を見ながらアスナは時間を潰していると、
「んん〜、ステーキ何枚分だろうなぁ〜」
「……人の思考を読まないでよ、サイガ君」
神出鬼没のサイガが現れた。
「たまたまだ、そういやキリトは?」
「……知らないわ」
「夫婦ゲンカでもしたのかっ!」
これ見よがしに食いつくサイガ。
「違います!しかも何でそんなに目を爛々としてるの…。第一私はソロだからいいの」
「ふーん、て事は今回も取り巻きか。俺もやろ「おい、ビーター」…何だよ…」
現在の攻略組最大ギルドのトップ、リンドがサイガに声をかけてきた。
(俺違うんだけどな…)
「今回は大人しく外で見てろ」
「はいはい、お前らがちゃんと相手出来てる間な」
「貴様!また減らz「この人の口の悪さは知ってるでしょ、大人しく蜂担当しとくわ」…チッ…」
アスナの仲裁のおかげで大事にならずにその場はおさまった。
(また悪い癖が)
「いや〜アスナありがと〜」
「全く、君といい彼といい問題児ね」
「悪かったよ。じゃあお礼に、あの茂み見てみ」
サイガは近くにあるうっそうとした茂みを指差した。
「?………!」
「蜂担当追加だな」
隠れていたキリトはアスナに引きずられながら
「何で言うんだよ!てか、何で《隠蔽》みやぶれた!」
などと訳のわからない供述をしていた。
「……それで?一体どこでなにをs「平均レベルはこっちが上なんや!四の五の言わずわいらにアタックを任せい!」……」
いきなりの怒声がフィールドにこだまする。
「いいや!ディアベルさんの意志を継ぐ俺たち《ドラゴンナイツ》が最前線に立つ!」
「なぁにがドラゴンじゃ、さぶイボたつわ!男やったら虎やろ虎!!」
「?」
「キバオウさんツッコミどころちゃいます」
「……オ、オウ……とにかくや、ディアベルはんの意志を正しく継いどるのはわいら《アインクラッド解放軍》や!」
サイガは腹を抱えて笑っているが、キリトはゲンナリしていた。
「うへえ…」
「三層に行ったらあの名前でギルド作るそうよ…」
「勘弁だなぁ…」
「いいじゃねえかキリト、愉快な奴らがいた方が面白いぞ…くっ…あはははっ」
「このゲームをクリアするためにはでっかいギルドが必要何だよ…お前、お気楽すぎだろ」
「あはははっ……はあ、確かにそうだけどよ………まあ、俺だったらエギルのギルドには入りたいかな」
「確かに、彼のギルドなら……って、あれ?今日はいないのか?」
「何かトラブルがあったって言ってた
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