暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜赤色の誓い〜
2.再開した2人
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ちょうど忙しい時だったから、SAOにログイン出来なかったんだよ。そしてニュースを見て、俺たちの事を思い出して、来てくれたんだ。……SAOのゲームカードを持って」

「それって、つまり……」

「そうだ。美月さんに貰ったんだよ。デスゲーム行きの片道キップ……」

少しおちゃらけた俺の発言に、光は少し、笑顔を見せてくれた。

「と言う事は、また美月さんに助けてもらったって事かな?私達は」

「そう言う事に……なるかな」

俺たちは、以前とある理由で美月さんと、その旦那さんに助けて頂いた事がある。

そのないようは恥ずかしくて言えないが、とりあえず俺たちにとっては一大事だったとだけは言っておこう。

そして、今回の出来事。

本当、あの人には頭が上がらなくなって来てるな……本格的に。

「まぁそんな訳で、来てしまったと言う訳ですが……まぁ何というか」

ここで俺は一旦区切り、光の方を見て

「再開出来て良かったよ。愛してます。光」

優しく、囁いた。



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