一誠SOS
次期次期当主訪問(2)
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なと全員思ったに違いない。魔法陣の転移の光に消える俺らを見送った後、ルシファー眷属はしばらく人間界に居るがミリキャスの帰還と一緒との事だった。
「貴方達は冥界の重要な存在なのですから、ミリキャス様と一緒に帰還して下さいね。一誠様の家だから良かったですが、他の家だとこんな所に居る場合ではありません」
俺らがいなくなってから、ルシファー眷属も人間界本家に泊まる事となったのでゲストルームに案内後日本を満喫する事となった。俺が戻ってきた頃には、人間界では夜となっていたので相当時間経過したのか〜と思った俺。俺とグレイフィアがいなくなった事で硬直していたルシファー眷属で、ラフな感じとなっていたがやはりグレイフィアは怖い存在なのだと。
「姐御がいなくなったから、息が詰まりかけたぜ・・・・にしても旦那があのような格好でいるならそりゃお怒りだよな。姐御だけでなく一誠様も加わると相当説教時間が経過しそうだ」
「我が主も困った行動でしたね、サタンレッドよりも黒鐵様がいいと言った直後にこれですか。余程ショックのようでしたね」
「ま、一誠様はサーゼクス様の師範でもありますからね。余程の事がない限り怒らないと聞きますが、我々も許可が下りた事で満喫しましょうか」
と言う会話だったが、俺が戻るまでミリキャスと楽しく過ごしていた。戻ってきてから日本食を作って食べさせてから、デパートに行って買い物もした。玩具に夢中な姿は年相応だなと思ったけど、ロスヴァイセと人間界でのマナー等を学んでいた。
風呂も入ったが、ルシファー眷属らと模擬戦をしたがやはり俺が全勝だったな。剣術と体術と魔法も上な俺だけど、人間界本家の玄関にて集合写真を撮ってから冥界限定の玩具をプレゼントした。
「こ、これは!冥界にて限定発売されていて、すぐに売り切れた車から変形する黒鐵様とサイン色紙じゃないですか!」
「ミリキャスは『黒衣の神皇帝』のファンだとグレイフィアから聞いてな、忙しいミリキャスの為にわざわざ作ってもらった。これを受け取ってほしい、ミリキャス」
本来ならここでスキーズブラズニルと言う北欧に伝わる空飛ぶ魔法の帆船を受け取る主人公だ、生きる飛行船とも言われていて雷神トールが持つミョルニルを創ったイーヴァルディ一族作の逸品。とある案件でセカンドが入手したらしいが、相当なレアな逸品で手で数える程しか存在しないブツだ。北欧神話発祥の帆船で、主のオーラを糧に様々な進化をする使い魔的存在。
「と言う事でまた来いよ、俺達はいつでも歓迎してやるからよ」
「お世話になりました。凄く楽しかったですし、また遊びに来ます!」
「今度はここではなく京都に案内してやるが、無論ルシファー眷属にも来てもらおうか。何心配無用だ、俺の頼みならばグレイフィアも頷いてくれるだろうか
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