一誠SOS
次期次期当主訪問(2)
[7/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
王オフなのだろう」
「はい。今日は魔王職をオフにしてどこかに出掛けて行きましたが、どこに行くまでは聞いておりません」
「あのー・・・・私らなら知っていますが」
総司が意味深な事を言ったので、ここにいるグレイフィア以外のルシファー眷属が顔を合わせていた。総司の話によるとミリキャスがここに来る前に遡る。ミリキャスと親子の時間を楽しんでいたサーゼクスは、不意に息子であるミリキャスに聞いたようだ。
『今度、休日が取れそうだ。ミリキャス、私とサタンレッドで遊ぼうか?』
魔王戦隊サタンレンジャー、あれまだやっていたのか。サタンレッドであるサーゼクスだからか、息子と遊ぶのを何よりの楽しみにしていたサーゼクスであったがミリキャスはこう返事をしたという。
『いえ、父様。今度の休日はリアス姉様の元に行きます!人間界での悪魔の暮らしにとても興味がありますので、出来れば一誠様の家での暮らしぶりを見学したいのです』
『それは有意義な事だな、ちょっと待ちたまえ。今から一誠君に聞いてみるよ』
それがあの時来た電話だったらしく、リアスは既に知っていたので残りは俺に許可を求めての電話だったらしい。そして電話が終えると、俺の許可が降りた事で喜んでいたミリキャスだった。すると何を思ったのか、一つの質問をしたらしいな。
『明日からしばらく一誠君のお世話になるといい、ところでミリキャスに聞きたい事がある。サタンレッドと黒鐵様、どちらが好きかな?』
『どちらかと言うと黒鐵様です!赤い鎧といい金色の御姿といい、第二の御姿とバリエーションがあってとても格好良いです!特に第二の御姿である黒鐵様の玩具は、とてもリアルでよく出来ていると思います!』
『・・・・・』
元気にハキハキ答えるミリキャスの姿と笑顔のまま凍り付いたサーゼクスの姿が、容易に想像出来るが実際の映像と一致した事で俺は何となく理解してしまうな。ミリキャスがこっちに来てから、サーゼクスはオフを使って出かけているようだが何処に行くかまでは知らない様子を見せるルシファー眷属。
それと黒鐵が大人気な事は知っているが、各神話や三大勢力の子供達から絶大な人気を誇っている。最も『黒衣の神皇帝』にて、冥界でやっている特撮番組と同等の人気がある『マジカル☆レヴィアたん』とはライバルのような感じだ。
「だからグレイフィアや総司達も気掛かりな訳か」
「はい。サーゼクスがどこに行ったのか、私も把握しておりませんから」
「我らルシファー眷属も、もしかしたらこちらに来ているのでは?と思ったので来てみたのですが」
すると何やらサーゼクスの気配を感じ取ったのか、グレモリー眷属とルシファー眷属以外の者は人間界本家の庭方向を見ると不審人物を発見した。グレイフィアすら気付かない程なの
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ