一誠SOS
次期次期当主訪問(2)
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ただの魔法使いではない事を証明している。あの時の対ドウター戦では小型ドウターを魔法で葬ったと聞いている」
するとロスヴァイセは、一度でいいから魔法について話し合ってみたいと言っていた。まあ同じ魔法を使うロスヴァイセにとっては、とても興味津々の様子だけどそれはルフェイとゲオルグも同じ気持ちである。
「さてと最後にコイツの紹介をするけど、別に紹介はいらんだろ『ちょっ!一誠様、そりゃないぜ』冗談だ。コイツの名はスルト・セカンド、サーゼクスの『戦車』の一人としているが、俺としては使い所を間違えると肝心な所で役に立たないバカだ」
「一誠様!俺だけ酷い紹介の仕方じゃないか、もっとあるだろう?『何を言っているんですか?セカンド。貴方は肝心な時に役に立たないでしょうに』そ、それはまあ確かに事実だが、俺は役に立つ所はあるぞ?」
「追加情報として北欧神話に登場する炎の巨人スルトのコピー体だ、ラグナロクに巨人の大隊引き連れて世界樹ユグドラシルに火をつけると予言されたあのスルトだ。コイツは北欧の神々がスルトのコピー体を作ったまでよかったが、暴走をしてしまいコピー体が手を付けられない程だったので廃棄処分しようとした。そこにサーゼクス登場で『戦車』の『変異の駒』で眷属にした。コピー体故に『セカンド』と名付けられたんで、スルト・セカンドと名乗るようになったとか」
全くルシファー眷属が化け物揃いと聞いたら、一瞬冗談だろ?と思ったが冗談ではなかった。歴史上の人物に神獣とかを眷属にしているからか、人数的には少ないけど最強の眷属と言える。まあ俺達もある意味では化け物以上の強さを持っている、セカンドの容姿は三十代のオッサンにしか見えないがこれがスルトのコピー体とは思えない。肝心な所で後退するからな。
「一誠様の言う通りだが、北欧のバカ共に廃棄処分というレッテルを貼られた後、自らの炎で燃え尽きる所をサーゼクスの旦那が救ってくれたのさ。お陰で俺は炎の扱い方を完全に覚えて、冥界最強の『戦車』として旦那に付いて行く事が出来たんだけどな。まあ今現在最強なのは黒神眷属のヘラクレスかもしれない。最強という二文字がありそうなぐらいの体格だしな」
恋が拾いもんをしたみたいに、連れてきては可愛がるようにセカンドもサーゼクスに救われたのでサーゼクスに敬愛が含まれている部分がある。ルシファー眷属の最強と言うのは、『女王』『騎士』『僧侶』『戦車』なのだろうと思う。俺らの仲間であるヘラクレスの名が出てきたが、恐らくこの前のレーティングゲームで強さを知ったのだろうなー。
「コイツは冥界最強の『戦車』だが、対ドウター戦で開幕直後に巨大化して本気の炎をバカスカ無駄に使ったからか、勝手にガス欠となり終盤戦に参加できなかった。それと小型ドウターを相手していたらしいが、余りにも強すぎて後退
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