一誠SOS
次期次期当主訪問(2)
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グレガーが、先程の状況を簡潔に言ったら怒っていた。まあ俺達の力は既に対ドウター戦で知っているし、超巨大ゼットンと大量のドウター出現で倒せなかったのを一瞬で片付けたと聞く。俺達黒神眷属に立ち向かったのが、無謀な事態だと言う事はコイツらも敵対したくない程だとな。
マグレガーが第二の説教を始めそうなので、冷静になれとハリセンで叩いた俺だった。ここにルシファー眷属集合って、中々見れないレア物だぞ!有事の時以外は早々集まらないと聞いたが、サーゼクスが居ればルシファー眷属が勢揃いするな。
あ、でもバハムートと炎駒はいないな。流石に空気ぐらいは読んだに違いない。名のある上位悪魔は、眷属に歴史上の人物を入れているケースがあるようで転生者はチェス発祥・・・・起源以降の歴史上の人物が主である。人間界の歴史上にチェスが生まれ『悪魔の駒』も誕生して、その辺から偉人と言う事になる。
「で、セカンドに聞くがどうしてここに来た理由を言え」
「急な訪問で悪いとは思っていんだけどよ、『たまには眷属で集まってどっか行かねえか』となってな。坊ちゃんの護衛とついでに姫さんの顔を見に来たって訳よ。ま、流石にバハムートと炎駒の野郎は別件で用事があると言ってたんでな。でもここにグレイフィア様がいる事に関しては、流石の俺らでも驚きってもんよ」
そんな理由でここに来るとか、頭可笑しいんじゃねえのかコイツらは。まあここに歴史上の人物がいるのか、それともルシファー眷属が揃っているからなのか。リアス達も揃っているのは中々ない光景のようだ。
朱乃も同じ事を言うが、こうやって一同揃っている事自体がレアな光景となっている。だが俺としては冥界に行くと必ずコイツらに呼ばれて酒飲んでるし、随分前にルシファー眷属全員揃った光景があったな。模擬戦相手しているが、剣術だと達人級だし全体的な模擬戦でも俺が最終的に勝つけどな。
「全員改めて紹介させてやる、まずコイツはサーゼクス唯一の『騎士』である沖田総司だ。祐斗の剣の師範である、皆も歴史の教科書で見た事あるだろう?新撰組のあの沖田総司だ」
「一誠様から紹介させられると緊張をしますが、当時病で戦線を離脱していてましてね。死の病を回避する為、様々な魔の儀式に手を出していたら何故か分かりませんがサーゼクス様を呼び出してしまったのですよ。偶然なのか奇跡なのかは未だに知りませんが、当時のサーゼクス様はまだ魔王ではなかったのです。そこにサーゼクス様と一緒に召喚された一誠様のお力により、私は延命処置を受けたのですよ。戦争後『悪魔の駒』が生まれた時、私はサーゼクス様の願いにより快く承諾して転生悪魔の『騎士』として今に至ります」
「俺も驚いたぞ?サーゼクスと一緒に酒を飲んでいたら、いつの間にか転移魔法陣で飛ばされてそこには黒猫姿の総司がいたのだから
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