一誠SOS
次期次期当主訪問(1)
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運動会が終わった後の数日後の夜で、俺達人間界本家組の者が夕食をしていた頃だった。明日から休日になるんで、次元の狭間本家に行こうと思っている。そんでソーナ達の修業相手をアグニ達にやらせる事だが、ハイブリッド・ピースとなった者は本来の力を封印させて修業させている。
黒神眷属は常に最強を保たなければいかんし、俺は常に最強の座から降りないような処置でもある。婚約者なら常に鍛錬をして、上級悪魔だろうと関係なく強くなる為に頑張っている。
「明日から休日だから、何か言う事あれば今の内に言ってほしい」
「では私から言いましょうか、実はリアスから今日の放課後に頼まれた事がありまして。この時間になると、そろそろサーゼクス様からお電話が来るかと思います」
「リアスからの用?と言うよりサーゼクスからの用って事なのか『ご主人様、夕食の途中ではございますが、お電話でございます』丁度来たな、相手は?『サーゼクス様でございます』アイツからかー、ソーナの言う通りとなったな」
メイドが持っている銀のトレイの上には、人間界本家にあるコードレス電話でコードがない子機があった。それを取ってから俺は耳に当てたのだった。
「もしもーし、俺だが何の用だ?サーゼクス」
『電話で申し訳ないと思っているんだが、明日の休日にグレモリー家からお客が来る事になっているんだ。それでリアスの家より、一誠君の家でしばらく宿泊させて欲しいんだがいいだろうか?』
「何でそんな面倒な事をしないといけないんだ?リアスの家は、駒王学園旧校舎に住んでるんだから俺らの家で泊まる必要性ないだろ」
『いやーそこだと勉強出来ないと思ってね、リアスに言ったから知っていると思ったんだ「さっきソーナから聞いたが、誰が来るのかは知らんし何しに来るのかも知らん」あははは、眷属について勉強とね』
「ソーナの言う通りになりましたが、どういう用件なのかお父様に聞いてみます。一誠さんを困らせる内容だと流石の私としては、お断りして欲しい程ですね」
「シーグヴァイラの言う通りですし、私達は次元の狭間本家にてアグニ様達の鍛錬を受けますからね。上級悪魔が鍛錬すると言うのは可笑しな話だと思いますが、一誠さんと一緒に戦う時は本来の力を発揮するべくですものね」
『そんな事言わないで頼むよ一誠君、この通りだ』
現魔王から頼み事を聞いたので、しょうがないので承諾したがシーグヴァイラの調査結果によるとミリキャスが人間界に来るそうだ。人間界での悪魔の在り方を見学しに来るそうだが、事実確認としてグレイフィアにも聞いたら同じ答えが返ってきた。どうやら俺を驚かせたいサーゼクスであったが、逆に困らせる事がマズイと思ったグレイフィアなので来る客の正体が知れた。
「グレイフィア様から何か聞いたのですか?」
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