暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第2章:埋もれし過去の産物
第34話「イレギュラー」
[10/10]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
は吹き飛ばされる。

「....あは♪逃がさない...!」

「くっ...待て....!」

  緋雪は既に逃げてるから、追いつかれるのには時間がかかる。
  ...そんな考えは甘かった。

「転移...魔法....!?」

「あはっ、じゃあね。」

  僕らを見下すように、嘲笑うように転移していく。

「くそっ....!」

「ま、待って!」

  僕も急いで転移魔法を使い、緋雪の下へと急ぐ。
  司さんを置いて行く結果になったけど、この際構わない!





「―――緋雪っ!!」

  転移魔法で跳び、辿り着いた先には...。

「っ、ああっ!?」

「あはっ、いっただっきまーす。」

  爪で緋雪の攻撃を弾き、緋雪に迫ろうとしている闇の欠片の姿があった。

「緋雪ぃいいいっ!!!」

「.......。」

「っ、しまっ....!?」

     ―――ドォオオオオン!!

  咄嗟の事だったからか、判断を見誤り、闇の欠片の“破壊の瞳”による爆発を避けきれずに喰らってしまう。

「あ、あああああああああああ!!??」

「っぁ...緋雪....!!」

  爆発の煙幕で見えないが、緋雪が闇の欠片に何かされてしまう。

『お兄...ちゃん.....。』

「くそっ...ぁあっ!!」

  魔力を一時的に放出し、煙幕を吹き飛ばす。
  すぐさま緋雪のいる方に跳ぶ。

「緋ゆk....っ!?」

「.....。」

  闇の欠片はいない。だけど闇の欠片が放っていた魔力は感じられる。

  ....なぜか、()()()()

「....アハ♪」

「っ....!!」

     ―――ギィイン!!

「ガッ....!?」

  緋雪の持つシャルが振るわれ、僕はリヒトで受け止めるも吹き飛ばされる。

「...嘘....だろ....!?」

「あは、あはは、あはははははははははははははは!!」











   ―――緋雪が....乗っ取られた....!?










[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ