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ソードアートオンライン〜災厄の剣
最悪の始まり
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を否定された言葉だった。
「・・・コンビを組んだらアスナにもああ言われるのかな?」
「・・^ ^そんなこと言うはずないわ」
「アスナ・・・?ああ、そういえばコンビについて考えたのか?」
さっきのこともあって無意識に固くなっている口調。
「うん、コンビを組ませてください」
「いやだよな・・・えっ?」
「え?」
「ユウナから聞いたんじゃないのか?俺の過去」
「聞いたけど、そこまで怯えなくてもいいんじゃない?」
そう、レイはアスナに会ってデスゲーム宣言された時よりも焦っていた。
自分の過去を聞いて"アイツ"と同じことを言われるんじゃないかと勘違いしていた。
「・・・そっか、なら大丈夫か」
とレイはここに来るまでの口調に戻っていた。
「じゃあ、アスナ。明日?、キリトから聞いた迷宮区に一番近いトールバーナに行くぞ。そして、アスナのレベル上げだ。いいな?」
「うん」
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「よし、じゃあ行くか!」
「うん」
レイとアスナは走ってトールバーナまで行った。
「君は、いつも楽しそうだよね」
「なんでも、楽しくなちゃな。それに、早く1層クリアしねぇと」
アスナは思った。
冷静を装っても焦ってるっと。
「ん?どうした?」
「なんでもない。どれぐらいまでレベルあげればいいの?」
「10後半ぐらいかな。安全マージンを取ってれば安心して攻略ができる」
「つまり、私は今のレベルからどのぐらいまで?」
「今のレベルは?」
「5」
「じゃあ、11あげれば安心していい。実際は階層+5〜10のレベルをあげれば安全マージンと言えるだろうな」
現時点での最高レベルがレイでその次がアスナと言えるだろう。
そして、この二人がSAOで最も早く二つ名が付くのは後の話。
「わかった」
「後、スイッチってわかるか?」
「スイッチ?」
「あ、ユウナから聞いてないのね」
「うん」
「まあスイッチっていうのは相手の攻撃をソードスキルで弾く(パリィ)してその時にディレイするからパーティーメンバーの一人がすかさず交代してソードスキルを放つこと。わかったか?」
「パリィって?」
「弾くっていう意味。まあ俺の場合スキルのディレイ時間は短いけどディレイは一応あるから俺がスイッチって言ったらソードスキルで相手を攻撃」
「わかった」
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「よし、着いたな。アスナ、レベルは?」
「6かな、多分だけどもう少しで7かも」
「わかった。一回トールバーナで回復ポーションを買ってから迷宮区に行こうか」
「わかった」
とレイは、アスナに言った。
多分、最速で迷宮区まで行こうとしてい
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