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ソードアートオンライン〜災厄の剣
最悪の始まり
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重量拡張を付けた。三つ付けれたというのは、レベルが20になったからである。茅場も驚きのイレギュラーが混じった。
「目標達成だけどまだだな。まあ1層はこれぐらいにして、2層もあげればいいや」
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「あれ、キリト早くね?」
「お前が遅いんだよ!」
「いやいや、レベリングするって言っただろ?何怒ってんだ」
「死んだと思っただろ!」
「はいはい、心配かけて悪かった」
「・・・後で、話あるから部屋に行くね」
「了解」
とアスナとレイは約束するのであった。
「で、レベルは?」
「20まで行ったな。まあ1層はこれぐらいにしてボス戦をしようかなって思ってる」
「「「「「「「20!?」」」」」」
「ん?そうだけど?」
「どうやって?」
「リトルペネントの実をわざと壊して集めて最後の一体の実を壊すっていう単純作業」
「バカなの?」
「ユウナ、言葉がキツイぞ?」
「いや、本当のことでしょう?あの時も同じことをして」
「・・・あの時のは関係ねぇだろ」
とこの時のレイは無意識で口調を変えていた。
レイの心の中にある本質。
雁字搦めにして封印している本質。
自分でも最悪だと思える態度。
本質があってこその今のレイの性格だった。"強く在る"という意思。
「・・・あの世界での話はしないでくれ」
「ごめん」
としんみりとした空気になっていた。
「俺は部屋に戻るから」
とレイはみんなに伝えて戻った
「なあ、レイの過去って知ってるのか?」
「リアルで一緒に住んでる俺でも知らないな」
「私は知ってる。SOOの世界とレイの小さい頃の話。小さい頃の話はちょっとだけね」
「SOO?」
「クライン、それも知らないのか?」
「ああ、だってよぉこれが初めてだぜ?」
「SAOの試作品だよ。500本しか手に入んなかった激レア物」
「まあそのSOOの話しかしないけどいい?」
「ああ」
「おうよ!」
「うん」
とキリト、クライン、アスナの順で頷いた
「レイはSOOの時にギルドマスターをしてたの」
「・・・ギルドマスター」
「あるギルドマスターから『お前はもういらない』って言われてレイはギルドを解散させた。まあ解散させたのは、SOOをクリアしてからだったけど」
「んな!」
「それはひでぇな」
「まあ、簡略したけどそれ+小さい頃の過去が重なってあういう口調になるの」
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「・・・まだ、あの時のことを俺は怯えてるのか?」
『お前はもういらない』
どれほど自分の心に傷が入っただろうか?
でも、小さい頃の過去もあって強く在っていたがそれでも自分の存在意義
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