最悪の始まり
[2/10]
[1]次 [9]前 最後 最初
『シングルショット』をした。
「こうって言ったってなー」
「見ろよ、クライン。レイなんて初心者なのに出来てんぞ」
まあ、俺が出来るのはSOOのおかげだけど・・・
「じゃあ、キリト。俺ちょっと色々回ってみるから、じゃあなー」
背中の鞘に片手剣を納刀して走った。
「ユウナも買ったって言ってたしログインしてっかな?」
俺の目の前にフレイジーボアがポップした。
「スキル ヴァンスラスト」
8連撃の動きをしてフレイジーボアを倒した。
「スライム程度かよ、迷宮区の場所は教えてもらったからそこに行けばかなりレベリング出来るな」
またフレイジーボアがポップしたので俺はソードスキルのスラントを使ってみた
「はあっ!!!!」
ユウナらしき人物とその隣にもう一人がいた。
「ユウナか?雰囲気的にそうだけど・・・」
モンスターに囲まれてた。
「あれは、危ないな。よし、助けるか」
ソードスキルのスラントを放ちフレイジーボアを倒した
「大丈夫か?えっと、ユウナで合ってるか?」
「うん、合ってるよ。あ、隣にいるのはアスナっていう初心者」
「初心者?まあそれを言うなら俺らもだけどな」
「初心者?さっきソードスキル?使ってたけど」
「まあ俺とユウナはSOOからやってるからな、まあ慣れだな」
「SOOって?」
「えっと、このソードアートオンラインの試作品として出されたゲームなの」
「ああ、500人にしか当たらない凄くレアなゲーム」
「その500人に2人は当たったのね」
「そうそう、まあクリアまで2年経ったけど」
「クリアしたの!?」
「ああ、まあ一応な」
そんな感じでレベリングをして今の俺のレベルは5になった。
--------------------------------------------
「本当に貴方の剣筋綺麗ね」
「ん?ああ、昔剣道を少し齧ってたからな」
「剣道?」
「ああ、うちのじいさんが剣道場を営んでいてな、小さい頃行ってたからな・・・」
「そこに一応私も行ってたんだけどレイがすぐやめちゃってね」
「まあ、な」
「でも、剣道はもうやってないの?」
「ああ、やめた」
「そうなんだ、そう言えば二人はいつぐらいまでやれるの?」
「ん?まあ、そろそろ飯を食わないといけないからな、今日はこれぐらいにして明日またログインすればいいか。じゃあログアウトするわ」
と俺はメニューを開きログアウトがあるであろうところを見た。
「えっ?ログアウトボタンがない。」
「そんなことあるわけないでしょ」
「いや、今日が正式サービス開始だからな。バグとしては不自然だ。それに開始から4時間も立ってるし普通でも直せる」
「つまり?」
とユウナが言った。
つまり、ログアウトが出来ないゲームになってるという
[1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ