暁 〜小説投稿サイト〜
揺るがぬ生き様
NARUTO
N.9
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指導を知っている物には当たり前の事だが大名や他国の物にはわからないのかもしれない。


 互いの技が出たのは同時だった。

「感謝の超正拳突き!!!」
 秋道の食への感謝、それはナルトが教えた秘伝。
 そして日々の食への感謝の心を持つ者だけが放てる技
 ただの正拳だが、磨かれた正拳はすさまじい威力をもっている。
 超倍加した右手は張りつめていた弦から解き放たれる。

「獣拳 猛虎居合い拳!!!」
 日向には手足にチャクラを纏わせ戦う技術が伝えられている。
 それには更に奥があるが禁じ手に指定されている。
 ネジは脱力した腕を一気にトップスピードに持っていき
 凄まじい速さのチャクラ拳を放つ技。日向で会得しているのはネジとヒナタ、そして互いの父だけ。


 凄まじい爆発が中央で起き、会場全体が揺れる。
 煙が晴れると互いに倒れていた。
 意識はある、だが体は暫く動く状態にはなりそうにない…


「両者 引き分け」

 試験官の声が響くと
 会場全体から雨のような拍手と歓声が沸いた。

「すごかったぞ――――!!」

「よくやったァ!」

「二人ともいい試合だったぞ!!」

「うおおぉぉぉ!!ネジィィ青春だぁあああ!!」

「「チョウジ(ネジ)よくやったぞォオ!!」」

 なんか珍獣と互いの親が場外乱闘始めてる音がするが俺は知らない。
 部下から被害報告と鎮圧要請が来てるのもしらない。「いや早くなんとかしてください!副指令!!」


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