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とある3人のデート・ア・ライブ
第3話 『異質』な二人
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怒ってるんですね分かります。



入学式早々死の危険を感じた柑果は、これは一応自己紹介をしておいて速攻逃げ出そう!と友達を作る気あるのか無いのか分からない宣言を心の中でしていた。

神代「神代柑果です。よろしくお願いします!」

と、逃げ出そうとすると、先程の『女の子』が私の前に回り込んでいた。

神代「っ!?」

「あらあら、逃げるなんて失礼だなぁ」

笑顔のプレッシャーに耐えれず、視線を落とすと、そこには驚くべき光景があった。




足が、無かった。





ここから導き出される結論は一つ。


神代「幽霊っっ!!??」

まさか本当に存在するなんて!ただの『幻想』だと思っていたけど……実際現れるとどうしたら良いのかわからなくなる。

「違うわ。ほら、貴方のその力で消してみせてよ」

……………うん?

神代「へ?」

「私は今魔法を使ってるの。″足″みたんだからわかるでしょ?」

神代「魔法……?」

「ここまで言ってわかんないの?貴方本当に神代柑果?」

残念ながら神代柑果本人です。理解力は人並みなものですいませんね。

「まあいいわ。これは自分自身を『透過』させる魔法。オリジナルの魔法よ」

手をブラブラさせながら自慢げに語る『女の子』は良く見れば幽霊には見えなかった。

「じゃあ右手が触れれば……」

恐る恐る右手を前に出し、『女の子』に触れるとーー





パリン!と、ガラスが割れたような音が響いた。





「きゃっ!?」

『女の子』は浮遊していたので魔法が打ち消され、ダン!と地面に尻餅をついてしまった。

「いたた……」

神代「あの……大丈夫ですか?」

「大丈夫よ。これでもある程度鍛えてあるんだから」

柑果が手を差し出すと、『女の子』はその手を掴んで立ち上がった。

その一連の流れを横から見ていた『少年』はフッと微笑んだ。

「どうやら本物みたいだね」

「本当。こんな小さい子がねぇ……」

柑果はそれほど有名らしい。

「あ、どうも。えっと……」

そう言えばまだ名前を聞いてなかった。それに二人も気づいたらしく。

「僕は『アレイスター=クロウリー』よろしく頼む」

「私は『ソフィ=ジョンソン』呼び方はソフィで良いわ」

神代「えっと……アレイスターさんにソフィさん、よろしくお願いします……?」

ソフィ「タメ口でいいわよ」

神代「え?でも年上……ですよね?」

アレイ「僕とソフィは今年で16歳だ。君は確か……」

神代「えっと、12歳です」

ソフィ「まあ年齢差なんて関係ないわ。これから一緒に学ぶ友達でありライバルで
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