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Monster Fusion
The first season 〜人と獣〜
第一章 【獣の勇者】
第五狩 《説明会って聞いただけで眠くなるよね。....,..なるよね?》
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い。」


瑞花は一呼吸おいて続ける。


「しかし、彼らは秘匿主義で通常の人間に悟られぬように僕たちに紛れるものもいれば山奥でひっそりと生きているものもいる。しかし、そのルーツとなりたる場所は世界で数ヶ所、しかも普通の手段では行けない。秘境の先の領域に彼らのルーツがあるらしい.....そりゃ見つけるのに苦労する訳だよ。」


瑞花はやれやれといった感じの様子で話を区切る。


「人であり、モンスターでもある。その存在は一言で言うと神秘。彼らは自分たちを誇りを持って《Monster Fusion》と名乗ってる。」

「まんまですね。モンスターと融合って。」

「おいおい、ひでぇなあ、結構気に入ってんだぜ?俺たちは」

「「??」」


この場いる全員のモノではない声が急に聞こえ、花煽と花澤は驚く。

花煽が、正体を暴こうと口を開こうとする。
しかし、それより先に瑞花が言った。


「身構える必要はなかよ。ギルドはね、例のM,F捜索にあたって協力者を得ることに成功した。彼もM,Fだよ。」

「いきなり誇りある名前略しやがったよコイツ。ってか大丈夫なんですか協力者って、危なっかしい奴じゃないんですか?」

「気にしたら負け。」

「気にするわ!一番大事な所だろぉ??」


花煽がツッコミを入れるが瑞花にはあっさり流される。


「大丈夫だよ。例の奴が以上なだけで、本来彼らは穏やかなんだ。君の出会った奴も友好的だったんだろ?彼もやはり遠い所からここに来てくれてね、昨日到着したばかりだ。ついでに言うと君たちと共に行動する仲間だよ。」

「いやちょい待って下さいよ!!共に行動するってなんですか!?俺たちまだ例の事件についてしか聞かされていませんよ!」

「いやここまで聞いたら察せるだろよ?」

「いや察せるか!!」


花煽は声にツッコミを入れる。

すると瑞花のデスクの後ろのバルコニーにかかっていたカーテンをくぐりながら何かがでてきた。

??????????しかし花煽はソイツに見覚えがあった。つい先日見たばかりの容姿だ。


「だからぁ、俺たちがチームを組んでから.....」


ソイツはニヤリと笑みを浮かべ言った。


「例の奴をぶっ飛ばすってことだよ!涼!!」

「.....秋炎??」


そこにいたのは、大鳳 秋炎......花煽が初めて友達にしたM,Fであった。
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