第7章 大魔闘演武編
想いが交差する夜
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人共、わかっていただけますか?」
「ええ・・・まぁ・・・。」
「変なモンじゃねーなら別に詮索しねーよ。」
初代の言葉に俺とラクサスさんはそう言う。
「ありがとうございます。」
初代を礼を言う。
「しかしイワンの奴はどこでその情報をつかんだのか・・・・・・」
「二代目でしょう。」
プレヒト・・・・・つまり二代目が原因・・・。
「うむぅ・・・ありえん話ではないな・・・」
「・・・そう言えばマスター、4代目だったマカオさんは・・・」
「知らんじゃろうな。」
「ですよね・・・・・・。」
やっぱりそうだったか・・・そんな気はしていた・・・。
「二代目が闇に落ちるとは・・・
私の浅はかな人選の結果が情報を漏洩を生んだ。」
「いいえ、初代のせいではありません。」
「・・・そう言えば・・・。」
「?どうした?」
「天狼島で俺だけが目覚めて、修業していた頃なんですが、
悪魔の心臓の船があった場所で、
戦った時にいくつかの本のページなどがありました。
その1枚に、ちょっと気になる内容がありました。」
俺はそれを説明した。ページにはこう書いてあった。
『・・・ある男と出会った。そいつは冥府の門の者であった。
・・・・・・から悪魔三大魔法の本を手に入れたく、取引をした。
・・・・・・して、金だけでなく、情報なども与えた。
・・・かたなく、ギルドの極秘であるあの事も話した。
・・・・・・たが、そのお蔭で、悪魔三大魔法の本を手に入れる事がきた。
・・・・・・の本にある魔法の習得に取り掛かる事にした。』
「・・・です。少し破れていて、ちょっと読みずらかったですが・・・。」
「冥府の門・・・・・・バラム同盟の一角か・・・。」
「う〜ん・・・ん?初代?」
「うぐぅ・・・えぐっ・・・。」
「「「!!」」」
いつの間にか、初代は泣いていた。
「泣いてなんかないです。
全然・・・泣いて・・・なんか・・・ふえ・・・。」
「初代がー!!2人共!!あやせっ!!!ホレッ!!」
「ハードル高すぎんぞそれっ!!!」
「あ〜もう・・・。初代、あなた1人の責任じゃ、ありませんから。
自分を追い込んではいけませんよ。泣かない泣かない。」
俺は昔、小さかったウェンディをあやすように、
初代をあやすのだった。
一方、医務室にて・・・
「・・・以上は無いわ。
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