アインクラッド編
第三話ボス攻略
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二層にいち早く着いたおれたちについてきたのは、赤頭巾ちゃんだった。
「エギルさんが またボス戦やろう 、キバオウさんは わいらはわいらのやり方でやる、ですって」
「キリト、どうやらおれたちいろんな人に迷惑をかけたらしいな。…言っとくがキバオウには謝らない」
「エギルには謝っとこうな」
「そうだな、気絶している俺を助けてくれたし」
はははと二人で笑った。
「だから二人で話進ませないで、それよりなんで私の名前しってるの?ボス戦の時呼んだでしょ?」
「……キリトお前やるな」
「そんなんじゃねーよ、……そっか、パーティー組むの初めてなんだよな。視界のここら辺に」
「?」
「顔は動かしちゃダメだよ」
そう言うとキリトは赤頭巾ちゃんの顔をそっと押さえた。
(これはアルゴに売れる)
「…キリト…君…?」
「そうだよ」
「…キリト……端から見たらキスシーンだぞい」
「///だ、だから違うって///」
「///そうよ、誰がこんな人と///」
ここで空気をぶち壊していく俺って本当にひどいやつだ。
「うんうん、俺が悪かった。剣を納めて……ふう、血気盛んだな」
「そう言えばあなたは?いい加減変な呼ばれ方嫌だから」
「俺の名前か?知らなくてもいいn「いいから」…俺はサイガ、よろしく」
「もうこれ取るわアルゴさんにも言われるし。アスナよ、その、さっきはありがと」
俺もキリトも唖然とした。流星のように整った顔が出てきたからだ。
「……こ、こんな美人さんだったか。…うん、よかったなキリト」
「もういいよ、それよりさっきのなんなんだ?前も教えてくれなかったし」
「また今度な、ここで話してもアスナに怒られるし。じゃ俺は一旦戻る」
俺はこの情報と写真を売りに走った。
「あいつの右手にあるのって記録結晶だよな……」
「それって…」
「あの写真をアルゴに売るつもりだ!!」
「えー!ちょっと待ってサイガ君!!いくらで売るつもり!倍払うからやめてー!」
「!な、なんだあいつらステータス以上で追ってきやがった!」
第一層攻略終了
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