暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン~戦場で舞う道化師~
アインクラッド編
第三話ボス攻略
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話







二層にいち早く着いたおれたちについてきたのは、赤頭巾ちゃんだった。


「エギルさんが またボス戦やろう 、キバオウさんは わいらはわいらのやり方でやる、ですって」
「キリト、どうやらおれたちいろんな人に迷惑をかけたらしいな。…言っとくがキバオウには謝らない」
「エギルには謝っとこうな」
「そうだな、気絶している俺を助けてくれたし」


はははと二人で笑った。


「だから二人で話進ませないで、それよりなんで私の名前しってるの?ボス戦の時呼んだでしょ?」
「……キリトお前やるな」
「そんなんじゃねーよ、……そっか、パーティー組むの初めてなんだよな。視界のここら辺に」
「?」
「顔は動かしちゃダメだよ」


そう言うとキリトは赤頭巾ちゃんの顔をそっと押さえた。


(これはアルゴに売れる)


「…キリト…君…?」
「そうだよ」
「…キリト……端から見たらキスシーンだぞい」
「///だ、だから違うって///」
「///そうよ、誰がこんな人と///」


ここで空気をぶち壊していく俺って本当にひどいやつだ。


「うんうん、俺が悪かった。剣を納めて……ふう、血気盛んだな」
「そう言えばあなたは?いい加減変な呼ばれ方嫌だから」
「俺の名前か?知らなくてもいいn「いいから」…俺はサイガ、よろしく」
「もうこれ取るわアルゴさんにも言われるし。アスナよ、その、さっきはありがと」


俺もキリトも唖然とした。流星のように整った顔が出てきたからだ。


「……こ、こんな美人さんだったか。…うん、よかったなキリト」
「もういいよ、それよりさっきのなんなんだ?前も教えてくれなかったし」
「また今度な、ここで話してもアスナに怒られるし。じゃ俺は一旦戻る」


俺はこの情報と写真を売りに走った。


「あいつの右手にあるのって記録結晶だよな……」
「それって…」
「あの写真をアルゴに売るつもりだ!!」
「えー!ちょっと待ってサイガ君!!いくらで売るつもり!倍払うからやめてー!」
「!な、なんだあいつらステータス以上で追ってきやがった!」



















第一層攻略終了




[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ